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2014.05.19 (月)

【にわ大研究発表会】に行ってきました

4月13日の夜、国立本店で「にわ大研究発表会」が行われました。

これは、にわ大に関わっていただいている大学生・大学院生(卒業生含む)に、にわ大や多摩地域の活動に関する研究成果や研究計画を発表していただく、という企画でした。
集まったのは、にわ大スタッフをはじめとする計20名。
前学長、現学長、さらににわ大に関心を持つ大学教員の方々も参加しました。

<発表者、発表演題>
・服部寿美さん(生涯学習)
「ボランティア活動における正統的周辺参加に関する一考察 ー東京にしがわ大学を事例としてー」
・田口友子さん(都市計画)
「地域事業者と金融機関の連携による地域ビジネスの育成と資金循環の創出
――多摩コミュニティビジネス・ネットワークの取り組みを通して」
・松本健さん(社会学)
「自主的生涯学習が紡ぐ新しい公共団空間」


それぞれの発表者からいただいた、印象的な言葉をご紹介します。

・服部寿美さん「組織は発足当時の想いだけでなく、発展に合わせて活動を見直すことが大事」
気がつくと、にわ大も開校してから4年が経とうとしています。
実際に授業のあり方や、組織自体の構成も少しずつ変化を感じますね。

・田口友子さん「地域に多様なコミュニティーがあって、住民に選択の余地があることは大事」
にわ大に「らしさ」があるように、他のコミュニティーにも「らしさ」があります。
それぞれの「らしさ」をしっかりと押し出すことが、地域の人々に寄り添う一つの姿なのでしょうね。

・松本健さん「なぜ、大学生にはヤル気がないのか」
決してオチではありませんよ!
現役の学生の彼だからこそ、大学生の現状を心配し、それをモチベーションに、今後の研究活動を突き進んでいく決意を感じました。

発表後は、お酒も入って、発表者と参加者で懇談会となりました。
研究内容に対する感想・アドバイスを語り合う方たちもいれば、にわ大で疑問に思っていること、にわ大の今後のことが語られるシーンもあり、ラボのメンバーにとって、今後の活動や興味対象をさらに深く掘り下げることのできた機会となりました。


ここからは、参加しての、私の率直な感想をお伝えします。

よく、「にわ大とは?」と聞かれて、言葉で説明するのが難しい、もどかしいと思っていました。うまく説明する言葉が見当たらないという感覚に陥ってしまうのです。
しかし、今回の3名の発表者は、「にわ大」、そして「にわ大」とかかわりあうコミュニティーを、言葉という切り口で表現することを成し遂げていました。(既に論文として完成させている方も)
すごいなぁ。

ヘビーで、でも興味深い「にわ大」というテーマに取り組んだ、取り組んでいく発表者たちに、少しでも力になれる「にわ大」であれたら、と思ってます。

個人的にはこの会を通じて、私とにわ大を繋げてきたキーパーソンと、たくさんお会いすることができました。
私も、「私とにわ大」、そして、「私とにわ大を繋ぐ人」について、ラボ活動を通じてもっと深く考えていきたいです。
(発表者にまんまと触発されてますよね)

素敵な、素敵な夜でした。
にわ大の研究発表、今後のさらなる発展にご期待ください!
(報告者:じん)

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2014.05.05 (月)

4月はどんな授業があったかな

ゴールデンウィークに紛れながら、気がつくと過ぎ去っていってしまう4月。
そんな4月、ちょっと過ぎてしまいましたが今回も、過去の授業を思い起こしてみました。

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○2011年授業
1)
【特別授業】たまたてあるき 〜お花見散歩編〜
日時:2011年4月9日(土)10:00〜16:00予定
教室:野川とその周辺施設
先生:小金井、三鷹、調布の自然
  ※この授業は特定の先生を設けません。みんなで歩き、話し出会ったものから学ぶ授業です。
授業コーディネーター:天野洋嗣 浅見義孝 大森啓史
http://www.tokyo-nishigawa.net/class/2011/04/post-17.html
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2)
【特別授業】〜にしがわで「つながり」をつくること〜
日時 :2011年4月9日(土)13:00〜16:30
教室 :吉祥寺 屋外
場所 :未定。 後日、参加者にお知らせします。
駅より徒歩5分圏内で検討中
先生 :参加者全員
授業コーディネーター :じゅんパパ、古川ゆかり、萩原 修
http://www.tokyo-nishigawa.net/class/2011/04/post-18.html
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3)
【特別授業】ワールドカフェ:「コミュニティについて考える」 〜なぜ災害時には互いに助け合う共同体が立ち上がるのか〜(立川市)
日時:2011年4月9日(土)10:30〜12:30
教室:「オリオン書房 ノルテ店内ラウンジ」(立川市)
先生 :参加者全員
授業コーディネーター/当日進行:菱沼秀行
http://www.tokyo-nishigawa.net/class/2011/04/post-19.html
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2011年4月、震災から1ヶ月足らずの時期ににわ大の授業が再開しました。
すべての授業が、シンプルで自由度の高い、「参加者が先生」という形態が取られていました。
災害を経験した人々には皆、何かしら感じることがあり、
それを分かち合うことがお互いの学びになっていたのですね。
でも、これってにわ大の授業ではよくあることで、
隣に座っている参加者の方との雑談に、思わぬ発見があったりしますものね。

不安定な状況の中、授業に参加してくださった生徒さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

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○2012年授業
1)
オモイデトラベル にしがわ青春編(多摩市) 〜ひとをしる まちをしる じぶんをしる〜
日時:2012年04月14日(土)13:20〜18:10
教室:聖蹟桜ヶ丘 (多摩市)
先生:なし
協力:せいせき観光まちづくり会議さま(ガイド)
授業コーディネーター:吉野 佳 タジカズヒデ
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2)
文具、紙製品、活版印刷は、好きですか?(杉並区)
日時:2012年04月17日(火)19:00〜22:00
教室:西荻紙店・ ルフトカッツェ
先生:平川珠希(グラフィックデザイナー)
授業コーディネーター:萩原 修 秋山 かをり
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3)
にしがわおみやげプロジェクト キックオフ企画(立川市) 〜「天狗の鼻 棒かりんとう」から学ぶ、商品開発の視点とは?〜
日時:2012年04月21日(土)10:00〜12:00(予定)
教室:たましん事業支援センター(Winセンター)
先生:小澤 尚弘(おざわ・なおひろ) 株式会社MNH
協力:多摩信用金庫
授業コーディネーター:平林 知紘
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4)
からだのバランスを考える 季節に合わせた薬膳と健康管理(三鷹市)
日時:2012年04月21日(土)15:30〜18:30
教室:あきゅらいず美養品 森の食堂
協賛 協力:あきゅらいず美養品
先生:湯 忠立(Tang ZhongLi)
協力:白田倫子 あきゅらいず美養品(アシスタント)
授業コーディネーター:天野洋嗣
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○2013年授業
1)
鉄道に乗って「にしがわ」を感じる。第3回「多摩ニュータウン編」
日時:2013年4月13日(土)10:00〜16:00
教室:立川→稲田堤→橋本→町田→唐木田→多摩センター→立川
先生:今田保
授業コーディネーター:佐藤泰輔
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2)
- 大切な人と深く豊かにつながるために - 話し方・聴き方講座(日の出町)
日時:2013年4月13日(土)10:00〜16:00
教室:古民家 滝本
先生:栗林賢
授業コーディネーター:川村真弓
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3)
公園から知る多摩ニュータウン(多摩市)
日時:2013年04月21日(日)13:00〜17:00
教室:パルテノン多摩博物館歴史ミュージアム、多摩センター駅から唐木田駅にかけての公園、カフェ・ドゥードゥー
先生:峰岸久雄
授業コーディネーター:山田弘美、芳賀弥咲
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4)
今日からスタート!? スマホで人気Web動画の作り方(町田市)
日時:2013年4月21日(日)13:30〜16:30
教室:町田市民文学館 ことばらんど
先生:関根剣(株式会社MEGWIN TV 代表)
協力:ウェブメディア研究会
授業コーディネーター:武藤アツシ
http://www.tokyo-nishigawa.net/class/2013/04/2013-04-04.html
http://www.youtube.com/watch?v=RpvrATCSzZ8

5)
大人がまなぶスローフードなイタリアン(立川市)
日時:2013年4月29日(月・祝)16:00〜18:00
教室:キ・アリ(店舗)
先生:合津(ごうづ)みゆき
授業コーディネーター:千野龍也
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2012、2013年の授業は月に4、5本といつもよりボリュームアップ。
新年度ということもあって、「授業を通じて発信したい!」というスタッフの思いと、
「新しいことを学びたい!」という生徒さんの思いが、ピッタリ合致している時期なのでしょう。
2014年も、4本の授業が行われました。

授業内容は様々ですが、2011年も含めて「人と接すること」に焦点を当てている授業が多く感じます。そして、冬季と比べると、屋内から屋外へと出かける授業が増えてきています。思わず授業で伝えたくなるテーマが、一段と増える時季なのかもしれませんね。

そう言えば。
東京にしがわ大学では現在のところ、4月に入学式を開催していませんが、それでも4月は授業が多く、生徒数がより増えていく時期です。
にわ大の生徒さんにとって入学式は、「初めての授業」なのかもしれません。
これからのにわ大生活に心踊るような入学式。今後もお届けしていきますよー!

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2014.04.28 (月)

東京にしがわ大学を通じて、自分がどうなりたいかを考える その3

今週で3週連続となりました。「東京にしがわ大学を通じて、自分がどうなりたいか」について、こまっちゃんが考えました。

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スタッフ、にわ旅部部長として活動中です。

関わり始め当初は、東京にしがわという場所で「人と人」「地域と人」を結べる人になりたいと思ってました。

でもこれは自分の中でかっこつけで言ってるだけであって、「自分がにわ大を通じてなにができるか」がまだまだわかっていません。

でもわかっていることがひとつあって、自分の「やりたいこと・興味あることが実現できる場所」なのかなぁと思います。

ひとつの例として、「旅が好きで、にしがわで旅好きの仲間を増やしたい」という願望からにわ旅部を作りました。

部活を作ったことで、旅が好きという目的で集まった仲間同士の交流が生まれたり、部活きっかけでスタッフに参加している仲間もいます。

自分の願望を叶えるために作ったものから、いろんな縁が結ばれていくのは嬉しいですね。

なので、授業づくりだったり、部活だったり、さまざまなイベントだったりかはわかりませんが、自分の興味・やりたいことがきっかけで、いろんな縁が結べる人になれたらいいですかね。

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いつかにわ大に、縁結部(えんむすぶ)ができたなら、迷わずこまっちゃんを部長に推薦します。

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2014.04.22 (火)

東京にしがわ大学を通じて、自分がどうなりたいかを考える その2

先週に続いて、「東京にしがわ大学を通じて、自分がどうなりたいか」をじゅんパパが考えました。

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1年目(2010年) ⇒新たなボランティア団体を立ち上げるのって、"どんな感じなのか?"それを経験したかった。
そして、ホント貴重な経験をすることができた。

2年目(2011年) ⇒新たに立ち上げたボランティア団体を、"どうやって運営していく(波に乗せる)のか?"それを経験したかった。
ここから、メンバーたちの意見が激しくぶつかるようになってきた♪

3年目(2012年) ⇒運営の流れが確立されたので、"自分のやりたい事をやろう!"と考えた。
そこで、にわ大を通じて知り合った仲間たちと畑活動に初挑戦した♪

4年目(2013年) ⇒にわ大を通して、「自分のやりたい事が実現できるよ!」という"実例"を示そうと考えた。
良くも悪くも、誰でも、何らかのアクションを起こしていると、何らかのリアクションを引き起こせることを伝える事ができればよいなと考えた。

そして5年目(2014年)の今年。

そうですね・・・
にわ大を「道具」として、上手く活用してくれる人たちを"下支えしたい"と考え、そんな事ができる"自分自身を創り出したい"と思っているかな♪
例えば、このラボ活動とか、授業企画書のチェック担当とかね。

にわ大に積極的に関わろうとしている人たちが、
意欲的に、安心して、にわ大を「道具」として活用できるように・・・

つまり、にわ大を通じて"自分が変わった"ではなく、
にわ大を通じて"自分を変える!"というお手伝いをしたいと考えている。

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自分を変えたいとき、じゅんパパの元に駆け込もう。

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2014.04.14 (月)

東京にしがわ大学を通じて、自分がどうなりたいかを考える その1

4月に入り学校や社会で新しい生活が始まっている方も多いのでは。そこで新年度のこの季節らしい問いを考えたいと思います。

大ナゴヤ大学や福岡テンジン大学など姉妹校の一部では、ボランティアスタッフに応募にあたり下記について400字にまとめて提出することが必要なんだそうです。

「○○大学を通じて、自分がどうなりたいか」
「○○大学の授業に出席した感想」

にわ大はスタッフへは手を挙げさえすれば、誰でもスタッフになることができ、作文は必要ありません。
だからこそ、年度変わりのこの時期に「東京にしがわ大学を通じて、自分がどうなりたいか」を考えてみませんか?

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この問いに対して藤岡君は。

「仕事以外に生活している地域でも楽しいことをやっている人になりたい」ということになるかと。

大学進学をきっかけに東京のにしがわに住み始めて、当初はせっかく東京にきたのだからと主に都心で行われている活動にいくつか参加してきました。

何年か都心通いをしていうちに地元に残っている同級生たちが地元で温泉旅館を使った音楽ライブなどいろいろと楽しくやっているのを知り、わざわざ都心に出かけなくても今住んでいる地域にもおもしろいことがあるのではないかと思うようになりました。そこでウロウロとしているなかで見つけたのが当時開校に向けて準備をしていた東京にしがわ大学でした。東京にしがわ大学は多摩地域全体がフィールドなので、結果として都心よりも距離の遠いところに行ったりしているので住んでいる地域での活動なのかといわれるとあやしいですが...。

振り返ってみるとこういうところがよいのかなと思っています。
・「地域活性化」とか「スキルアップ」など「意識高い」感じが薄いところ
・常に新しい人が入ってきて、また活動内容、スタイルが変化しているところ
・決まり事などがほとんどなく、自分のペースで続けられるところ

引き続き、東京にしがわ大学で楽しいことを掘り起こしていければと考えている今日このごろです。

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「生活している地域で楽しむ」ということばがとても気になります。

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