2011.03.05 (土)
授業にしてみたい街
みなさん こんばんわ。
昨朝は3月に入って初めての晴れ。朝イチ雲一つない空を見上げて、気持ちのよい朝を迎えたのに、うちのパソコン最近ちょっとおかしくなってて、「あまのっち」と打つとなぜか「あまノッチ」と変換して、危うくデンジャラスのオバマになりそうな裏にわブログ編集長のあまのっちです。
前回の裏にわブログでTwitterの話題を取り上げたのが原因かどうか分からないのですが、前回のブログアップ以来、にわ大のフォロー数が爆発的に増加しました。通常1日5件〜7件のフォロワー増加が、なぜか1日120件くらいになってしまい、PCのメーラーへのお知らせが殺到して処理が大変なことに。。。
どなたか東京にしがわ大学のTwitter担当になりません?つぶやけますよw
サポートスタッフ登録していただいてる方だったらいいですよぉ〜(勝手に決めていいのか俺?まいっかw)
そういえば、6月に開催予定の「オープンキャンパス」を今年も開催します。
昨年はミリメーターさんの企画で、東京にしがわの30市町村に行っていただいて、そこで「教室をみつけてくる」というミッションをお願いしました。しかも当日参加した方は初対面なのにペアになってとなかば強引にww進めたのですが、これが参加した方も見てる側も面白くって、ぜひ次回も参加したいと言うご要望が高かったのです。
昨年の模様は裏にわブログに掲載しましたので、まずはこの辺からご覧いただければ面白いかも。
さあ今年はどんな企画なんでしょうね?ちょっと楽しみです。
さて、今日はあまのっちはお仕事してきました。
今まで聞かれないと答えなかったので余り知られてないのですが、あまのっちの本業はイベントプロデューサーというのをしてます。しかもちょっと業界では特殊なんですが「環境映像」というコンテンツをイベントにしています。
3月4日(金)〜6日(日)までこのイベントがあります。「第19回EARTH VISION地球環境映像祭」というもので、これは今年で19回目を迎えますが、あまのっちは第1回の1992年からずっとお手伝いをしています。この映像祭ではアジア・オセアニアの地域から様々な環境や公害、食べ物、いのち、くらしなどの環境にまつわる映像を公募して審査をおこない、優秀な作品に対して賞を差し上げてきました。
環境映像とひとくちにいっても様々な側面があります。日本の環境問題は水俣病を代表する「公害問題」から発展してきました。その後「自然を残す活動」「エネルギー問題」「食の安全」「医療問題」などさまざまな方向に向かって発展してきました。そして最近では「自然と暮らしをちゃんと知る視点」という環境問題本来のものが重要視されつつあります。
たとえば私たちがニュースで知るものと、実際にその「現場」の映像を観るのとでは雲泥の差があります。この情報化社会の中では「与えられたニュース」だけでなく「能動的に知る」作業が本当のことを知るために必要になってきます。ある大学の学科ではこれを「メディアリテラシー」というのですが、与えられたニュースを信じないで自分で探ることがそのものごとの本質にたどりつくとして、近年重要視されています。
環境映像もある意味では映像製作者の意図によって作為的に、時には尺(時間)の制限があって切り取られてはいます。しかしニュースや新聞に掲載されない(掲載できない)ものごとを知る上では映像はとてもインパクトがあり、一つの方向性を見いだしてくれます。
そんな中、この映像を超えるものは唯一「体験」となるのです。
実際その場所に行き、そこの場所の空気を吸い、匂いをかいで、その土地の人と交流する。
そしてそこで何がおきているのかを見たり聞いたりしながら把握していく
できればより深くその人たちの歴史や想いを嗅ぎ取って自分なりに考えてみる。
そこに何かが生まれ、ニュースには絶対ならない何かが隠されていることを知る。
それを正確に知った上で、ポジティブに思考していく。
東京にしがわ大学にあまのっちが賛同したのは実はそこなのかもしれません。
たとえば東京にしがわ大学では最近幻のPVになりつつある「学長の設立の想い」がありますが、これはかれこれ1年前になを学長が語った、プロモーションビデオです。
この想いを考えながら、自分で作ってみたい授業。受けてみたい授業というのを自分なりに考えてみるのもまた面白いかもしれませんよ。自分で授業にしてみたい街をとりあえず探ってみる、回ってみることで実は表には見えないけど素敵な宝物が眠ってるかもしれません。
そしてこの宝物をいろいろな人と共有することで、面白い!と思ってくれる人がどれだけいるか分からないけど、とりあえずやってみる。。。
それがあなたが街を面白くするエッセンスなのかもしれません。