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誰もが無料でうけられる授業。興味、関心のおもむくままに気軽に参加できるのがうれしい。 授業に参加することで、知らなかった人、知らなかったこと、知らなかった場所に出会える。そんな喜びがあるはずです。
これまでの授業レポート
2013年4月29日 (月)
大人がまなぶスローフードなイタリアン(立川市)
- 日時
- 2013年4月29日(月・祝)16:00〜18:00
- 教室
- キ・アリ(店舗)
- 所在地
- 立川市羽衣町3-2-8 アークコア西国立1F
- 定員
- 12名
- 授業料
- 無料(ただし、食材費として実費1500円)
- 先生
- 合津(ごうづ)みゆき
- 授業コーディネーター
- 千野龍也
【授業レポート】
※授業の様子はFBアルバムにてご覧いただけます。
4月29日まだ長袖の洋服が必要な、そんな気候の中、西国立駅から徒歩2分のところにあるイタリアンレストラン「キアリ」さんにて《大人が学ぶスローフードなイタリアン》の授業が開催されました。
コーディネーターのしょうちちさんは今回が初めての授業コーディネーターということもありいささか緊張気味でした。
キアリさんに偶然雨の日に入ったレストランのおいしさに感動して、そのあと何度も足を運び今回の授業開催に協力していただくことにこぎつけたそうです。
先生の合津先生は20年前にイタリアに行かれたときからイタリア大好きになってしまったそうです。くしくもちょうどスローフードの考えがイタリアで提唱された時期ですね。
参加者のみなさんは男女半々くらいで、昭島で男の料理サークルの参考にしたいという男性の方、普段のお弁当に華をそえたい女性の方、今度ご近所さんに披露しなくてはいけない本気モードの男性などみなさん食の意識が高いように感じました。
まずは、ウェルカムドリンクのラムズブロイオーガニックビール(ノンアルコール)で乾杯!!
それでは授業で先生の作ってくださったお料理を。
■パンコット
パンをニンニク、ローズマリーの香りのオリーブオイルで煮るだけのシンプルなもの。教室がオリーブオイルとニンニクの香りにつつまれました。昔は料理をしみこませたパンをズッパ(zuppa:スープのこと)と呼んだそうです。いまでもスープにクルトンがのっているのはその名残だそうです。
先生は生徒さんの前で手際よくパンの生地の作ってくれました。これならお家でも皆さんできそうです。
■トマトソース
ソフリット(セロリ、オニオンなど)を軽く炒めてイタリアの缶のホールトマトを入れて軽く煮込んで終了。
火の入れすぎは食材の酸化につながるので注意。
ここにパスタを投入!!
そして決め手はお塩。トマトの酸味を抑えるのはお塩で調整。なるほど、みなさん味の違いに納得です。
■フリッタータ
イタリア風の卵焼きといったところでしょうか。オニオン、パプリカ、ジャガイモなどをニンニクで炒めてといた卵をいれます。タイムをいれて、たっぷりのパルメザンチーズ、前の日の夜につくって明日のお弁当のおかずに最適、と生徒さんにも好評でした。
■シンプルサラダ
サニーレタスにオレガノ、オリーブオイル、お塩、お酢のシンプルなサラダ。でもここに先生のこだわりが随所にみられます。素材の味を確認してから、味付けを。あたりまえのことかもしれませんがみなさんも感心していました。
■イワシの酢漬け
お魚を白ワイン、お酢、パセリの茎、タイム、レモン、オイルで漬け込んだもの。
フライパンでちょっと温めてめしあがれ。保存もできていいですね。
■地獄蒸し
キャラメルソースを作って型に流して、牛乳と卵を溶いたものを流します。牛乳も卵も常温がいいです。そしてお鍋に湯銭のお湯をはってぐらぐら沸かします。それで名づけて地獄蒸し。
■最後に
お米の炊き方を生徒さんに伝授。
お米はお鍋でぜひ炊いてくださいと、お米のおいしさが数倍になるそうです。みなさんもぜひ一度やってみてください。
■まとめ
生徒さんから化学調味料にいかに自分がなれてしまっていたんだな、シンプルでも素材ひとつひとつが
いいものならばおいしいものがつくれる、など、生徒さんそれぞれにいろいろな気づきがあったようです。
先生からは今回の授業を通して、食べることは毎日のことだからその大切さや、食生活のあり方、昔の人の食の知恵など熱く語っていただきました。
料理は「理、ことわりを料る」と書きますがまさにそのとおりだと思いました。
以上
スタッフ 川添 樹
■テーマ
「美味しい料理を作るには、余計なことはしないこと」。
目からウロコ、翌日からあなたもすぐに作れる料理を習って、話して、楽しみましょう。
■対象者
・料理に興味のある方ならどなたでも。
・料理の得手不得手は問いません。
・有機野菜、調味料、旬の素材に興味のある方。
・休日にのんびりと自分のペースで料理を楽しみたいと思っている方。
■授業について
天井の高い落ち着いた雰囲気、隠れ家のようなイタリア料理店が今回の教室です。
短時間で簡単に作れる料理を皆さんの目の前で先生が作っていきます。できた順から試食、作り方のコツの質問や、そこから派生して食生活・食材・手料理などにまつわる理想と現実、そのギャップを埋めるための工夫などを話し合いましょう。
食材は有機中心ですが、手に入りにくい特別なものはできるだけ使わず、どこでも手に入りやすいもの、授業後も実際に簡単に作れるような料理が中心です。
「美味しい料理を作るには、余計なことはしないこと」と先生も言っています。料理の苦手な方も安心してお申し込みください。
■授業の流れ
- 15:30
- 受付開始
- 16:00
- 先生、スタッフ、生徒自己紹介
- 16:15
- 授業開始。シェフの料理を見学しながら料理についての話し合い共有
- 17:40
- まとめ
- 18:00
- 解散
- 18:00
- 希望される方のみ懇親会
- 20:00
- 懇親会解散
■持ち物
筆記用具。エプロン。
■定員・締切
12名(応募者多数の場合は抽選)
4月14日(日)申込締切
■注意事項
食物アレルギーをお持ちの方は事前にご連絡いただくようお願いします。
※学生登録してからお申し込みください。
※最近HotmailやGmail等のフリーメールからお申込みいただいた方で参加のお知らせをお送りすると「迷惑メール」フォルダに自動的に入ってしまい、気づかずにご参加いただけなかった方が増えています。本授業をフリーのメールアドレスからお申し込みいただいた方はご注意ください。
■その他
授業終了後、希望される方のみ、教室のお店で懇親会を予定しております。詳細は授業の当選者に追ってご連絡いたします。
先生プロフィール:
合津みゆき(オーガニックイタリアンレストラン「キ・アリ」オーナシェフ)
長野県木曽出身。野山の恵みと母の台所で食べ物の豊かさを身につける。20代の時に訪れたイタリアでカルチャーショックを受け、現在は南武線・西国立駅すぐの所でオーガニックイタリアンレストランを経営するまでに至る。福生でギャラリー&レストランをスタートさせた後、昭島、立川と拠点を移しても、その人柄と味を求めて根強いファンを持っている。月に一度の「旬を食べ尽くす会」では南房総の三芳村やご自宅の畑で育てた有機野菜を中心にイタリアンにとどまらず、和食も大好評。