2014.02.24 (月)
2月はどんな授業があったかな
1年でもっとも寒い時期にあたる2月ですが、過去にはどのような授業があったのでしょうか?
今回はこまっちゃんによる授業傾向の分析レポートです。
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【2月に開催された授業♪】
■ 2011年 2月授業
1) これからの"いのち"の話をしよう!〜映画「ジーン・ワルツ」を通じて「生」を学ぼう! Movie(ムービー)・In(イン)・Education(エデュケーション)〜
日時 :2011年2月12日(土) 10:00〜13:00
教室 :立川シネマシティ【立川市】
先生 :井上裕子(井上レディースクリニック 理事長・院長/
リボーンレディースクリニック 理事長/NPO法人マザーシップ代表)
授業コーディネーター :古川ゆかり
http://www.tokyo-nishigawa.net/class/2011/02/movieineducation5.html
2) 「ホリスティック・アロマテラピー」〜心と身体にバランスを
日時 :2011年2月12日(土) 10:30〜13:30
教室 :調布市民プラザ「あくろす」2F 会議室1【調布市】
協賛 :yuica(アロマオイル)LINK
先生 :樋渡志のぶ (ひわたりしのぶ)
授業コーディネーター :天野 洋嗣
http://www.tokyo-nishigawa.net/class/2011/02/post-12.html
3) 北海道と東京をつなぐデザイン
日時 :2011年2月12日(土) 15:30〜17:30
教室 :北海道・札幌 パルコ新館5階特設会場
先生 :平塚智恵美(プロデューサー)
後藤哲憲(旭川市工芸センター)
伊藤千織 (プロダクトデザイナー)
授業コーディネーター :萩原 修 三星安澄
http://www.tokyo-nishigawa.net/class/2011/02/post-13.html
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■ 2012年 2月授業
1) つくることと、うること、つかうこと。 デザインの意味、ちょっと考えてみよう。
日時 :2012年2月11日(土) 10:30〜12:30
教室 :D&DEPARTMENT SAPPORO by 3KG 2階スペース【北海道・札幌市】
先生 :三星 安澄(グラフィックデザイナー)
佐々木 信(デザイナー)
授業コーディネーター :萩原 修
http://www.tokyo-nishigawa.net/class/2012/02/201202-04.html
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■ 2013年 2月授業
1) 東京牛乳を学ぼう!(同時開催「みんなでつくる多摩みやげプロジェクト」成果発表会)
日時 :2012年2月23日(土)9:30〜11:30
教室 :Winプラザ多摩センター【多摩市】
先生 :井上寛之(協同乳業株式会社 飲料統括室)
古田土学(東京都酪農業協同組合)
共催 :みんなでつくる多摩みやげプロジェクト協力多摩信用金庫 たまりば
授業コーディネーター :平林知紘
http://www.tokyo-nishigawa.net/class/2013/02/201302-02.html
2) にしがわでオトナのアソビをしよう-立川競輪場編-
日時 :2013年2月23日(土)10:00〜17:00
教室 :立川競輪場所【立川市】
先生 :鈴木一彦(日刊プロスポーツ新聞社 記者)
協力 :たちかわ競輪
日刊プロスポーツ新聞社
小山裕二郎(立川市)
授業コーディネーター :古川ゆかり 小松伸一
http://www.tokyo-nishigawa.net/class/2013/02/201302-01.html
3) フェイスブック入門講座
日時 :2013年02月24日(日)13:00〜16:00
教室 :NPO法人「育て上げ」ネット【立川市】
先生 :西川義信(東京にしがわ大学職員)
共催 :コミュニティビジネス支援事業 立川市産業文化部 協働推進課
授業コーディネーター :目黒智子
http://www.tokyo-nishigawa.net/class/2013/02/201302-03.html
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【時期から分析】
◆気温が影響!?
・屋内⇒6
・屋外⇒1
と寒い季節ということで、あたたかい屋内でじっくりと学び、考える授業が多い。
◆雪まつりと言えば>
2月⇒雪まつり⇒札幌!
というイメージが定着していると思うところでの、札幌出張授業。(しかも2回も!)
寒い札幌で、東京にしがわと札幌のつながりがアツくなるきっかけがつかめただろう。
【リピート・シリーズ化授業】
◆同じ場所でテーマ変えての授業⇒映画、競輪
◆場所を変えての同内容の授業⇒Facebook
『コーディネーターが何を伝えたいか、生徒さんが何を求めているか』
この両者の思いが合致することは「良い授業」の一つの指標ではないだろうか。
(では、合致しないと「良い授業」ではない、ということでもなく、参加した生徒さんが満足することで「良い授業」であると言えるのではないだろうか。。難しいですね。)
では、どんな授業が「良い授業」と聞かれれば、リピート・シリーズ化授業というものが一つの答えではないだろうか。
「もっと深く学びたいからシリーズ化してほしい」
「抽選にハズレてしまって残念」
とう生徒さんの声を聞く。そんな声をきっかけにリピート・シリーズ化授業が生まれているのだと思う。
そのような声は、にわ大の授業は質が高く、生徒さんに認められている証であると言えるのではないだろうか。
どのような感想があったのかを、詳しく分析することで参加者がにわ大の授業に求めることがわかるのではないだろうか。
また、リピート・シリーズ化授業を行ったコーディネーターはどのような思いであったのか。授業をきっかけにして何を伝えたかったのか、を紐解くことでコーディネーターがにわ大の授業で成し遂げたいことがわかるのかもしれない。
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東京のにしがわを離れて、北海道の札幌市でおこなわれた授業もあったんですね~!!
みなさんが参加された授業はありましたか?
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2014.02.17 (月)
ニラ大とにわ大のつながり
去る2月11日、琉球ニライ大学(通称:ニラ大)の副学長「新田重睦(通称:ちーかー)」さんと、にわ大の西川学長(にしぼん)&山田副学長(ひろみちゃん)と、その他有志が集まり立川で交流会が行われました。
ニラ大とにわ大は開校した時期が1ヶ月違いであり、また名前も似ているので、「双子」の様な姉妹校です♪ このニラ大とにわ大がどのようにつながり、そして交流を深めてきたかをお話いたします♪
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2011年の4月下旬。オイラが故郷の沖縄に帰省するタイミングで、ニラ大事務局宛に一通のメールを送りました。 その内容は・・・・
「ハイサイ! 初めまして!!! にわ大でボランティアスタッフをしている じゅんパパと申します!GWに沖縄に帰省するのですが、その時にニラ大のミーティングに参加させてください!!!」 と、まだ会った事もない人たちに対して、いきなりミーティングに参加させてくれ~!!!と、殴り込みをかけたのがキッカケでした♪
そしたら、ちゅらかーぎー(美人)で有名なニラ大事務局長の又吉さんから、「どうぞ、おこしください♪」と日時を知らせてもらい、那覇市の新都心のガストでミーティングしているところにお邪魔しました。
当時のニラ大メンバーは、「わったーばんどー(私たちの出番だよ!)」というユーストリームの自主放送をしていた仲間たちが中心となって活動しており、オイラはその放送を観ることで、東京に居ながら、"うちなー(沖縄)の今"や、"うちなーの宝"を知り、大切なことを気付かせてもらっていました。
そんなユースト放送を観ていたので、オイラの方はメンバーの顔は知っており、「有名人に会える♪」そんな心境で待ち合わせ場所のガストに入り、入り口から中を見渡し、そこにタコ頭(丸坊主)の「ちーかー」を見つけたのでした!!!
んで、有名人に会えたというハイテンションで、いきなりミーティングに乱入し、学長の新里さん&事務局長の又吉さんや他のメンバーたちと、この様な活動を始めた動機や経緯などを互いに熱く語り始めたのでした!!! (あ・・・・・懐かしい。。。) ニラ大の"想い"を語り始めたらきりがないので、是非とも、ニラ大のHPをご覧になってください!http://www.niraidai.net/
さて、そんなニラ大メンバーと話をしているうちに、「いつかコラボ授業をしたいね!」という話題になり、「それなら、ニラ大の1周年記念を一緒に企画しよう!」という事になり、半年後の11月にニラ大とのコラボ企画を実現させたのでした♪
http://www.tokyo-nishigawa.net/class/2011/11/201111-04.html
そしてこの企画を成功させるアイテムとして活躍したのが、ニラ大メンバーが活用していたFacebook。彼らと連絡を取り合う手段として使い始めたことで、ニラ大メンバーたちのリアルな情報をキャッチでき、GW以降、直接会って打ち合わせができなくても、お互いの近況報告を見聞きすることで、ぐーっと身近な存在となったのです。 そこで、「これは有効なツールとなる! にわ大にも導入すべきだ!!!」と、提案したことで、にわ大も、Facebookを活用したコミュニケーションスタイルが生まれる事になるのです。
にわ大活動を通して、故郷で"同じ想い"で活動している仲間と出会うことができ、そして故郷からの情報を得るだけでなく、故郷の仲間たちに、東京での情報や出会いをシェアできる環境を創り出すことができたのです♪
え~~因みに・・・ 先日の交流会では、再びうちなーでの「コラボ企画」について話し合いました。 こうやって、また新たな歴史を創り出すのです♪♪♪
どんな「コラボ企画」がうまれるのでしょうか、たのしみですね。
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2014.02.10 (月)
授業ができるまで
みなさんご存知の通り、にわ大の運営に携わっている人はすべてボランティアです。
学校を運営するプロがいない中、毎月開催される授業がどのように作り上げられるのか気になりませんか?
現在このブログを担っている「にわ大ラボ」の発起人である藤岡さんが初コーデを務めた授業の模様をご紹介します。
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にわ大の授業がどのような段取りでできるのか、はじめて授業コーディネーターを担当した1月の授業「地元のお土産を持ち寄って地元愛を語り合おう」のふりかえりを兼ねて紹介したいと思います。
1.11月末:会議で手を挙げる
ときどき参加しているにわ大会議で、1月の授業枠が空いたとの話が。その場の思い付きレベルで授業のアイデアを出したところ、その場の反応もそこそこよかったので具体化することにしました。
※にわ大会議は毎週木曜に行われる今後の授業などの企画を検討する場
2.11月末:Facebookの授業コーディネーターグループに登録してもらう
授業コーディーネーターグループは授業をつくってみたいと考えている人、経験者が集まって情報共有などを行っています。
3.12月上旬:企画書を作成する
取り上げたいテーマに関する本を読んだり、ネットで調べたりしながら何を学ぶ場としたいのかを企画書にまとめました。適宜企画書は授業コーディネーターグループで共有してコメントをもらいながら見直していきました。
4.12月上旬:会場を探す
にわ大会議の際に他の出席者からこういう場所がよいのではというアドバイスをもらっていたので、それを参考に会場を探しました。公共施設は土日の予約はあっという間に埋まってしまいますね。
5.12月上旬:スタッフ募集
にわ大の授業はコーディネーターが1人で企画?準備までを行い、当日の運営やレポートをスタッフに手伝ってもらうことが多いです。しかし、今回はテーマに興味のある人と内容をブラッシュアップしたいと思い、スタッフグループで声かけをして、3人のスタッフが集まりました。
6.12月中旬:授業内容を詰める
3人のスタッフとFacebookのメッセージのやりとりを中心に、実際に集まって打ち合わせをしたりしながら当日の進行などを具体化していきました。
7.12月下旬:告知
授業の企画書、告知文を最終版として提出し、数日後ににわ大のWebサイトやメールマガジンなどでの告知が始まりました。
8.1月上旬:しめきり
人数が集まったので募集締め切り。参加者に事前連絡のメールも。
9.当日
スタッフで早めに集まって当日の進行などの確認と準備。当日は予想外の展開がつきもので、いかに柔軟にできるかが問われます。
10.後日
アンケートの集計、レポートの確認、スタッフのふりかえりの共有などを行い報告書にまとめて事務局に提出。毎月第3日曜のにわ大会議でもアンケートやふりかえりの内容を報告して完了。
いかがでしょうか。想像通りだったでしょうか?先生を招く場合などは調整が必要になるなど、授業内容によって準備の内容やスケジュールは異なってくると思いますが、ちょっとやってみようかなと思ってもらえたら幸いです。
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2014.02.03 (月)
授業の成り立ち
2011年9月に東大和市で行なわれました授業、「里山トレジャーハント〜トトロの森の贈り物〜 」
今回はこの授業に地域コーディネーターとして参加し、授業が生まれるきっかけに深く関わった岸加奈子さんによる授業の成り立ちについてのレポートです。
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『里山トレジャーハント』ができるまで〜私の成り立ちレポート〜
はじめまして。岸加奈子と申します。『里山トレジャーハント』の地域コーディネーターをしていました。この授業は私の地元である東大和市で行われました。地域コーディネーターという何ともえらそうな肩書を頂きましたが、実際はたいそうな事はしておりません。本当に、本当に恐縮です(笑)
ただこの授業が生まれたきっかけに深く関わっていたというだけのことです。
ということで、この授業ができるまでを自分自身振り返りながら綴っていきたいなと思います。その中で私個人の過去にも触れますが、興味のない方には申し訳ないなと思いつつ、お付き合いいただければと思います。
さてさて、全てはにわ大の職員であり、東大和仲間であるじゅんパパから、東大和で授業をしたいのだけど協力してくれ!と声をかけて頂いたのが始まりでした。
そもそも私とじゅんパパとの出会いは、東大和で活動する『創造エンジン』というNPOの懇親会。今回のアートプラントを主催していた団体さんですね。このNPOの大将と私は小学校、大学が同じ=大先輩!という関係でして、・・・
Twitterで知り合いました(笑)
何とも現代的ですが。こういうつながり方もあるのだと。もともとまちづくりに興味があって、みんなが楽しく暮らせる方法はないかなーなんて日頃から思っている中で、(学校でもそんな勉強をしているつもりです・・はい)本当にたまたま見つけちゃいました、Twitterで。 創造エンジンもたくさんおもしろいことやっているのです^^
この団体の懇親会にじゅんパパがいらっしゃっていたのですねー 、じゅんパパは第一印象からおもしろい人だなあと思っていましたね。まず一人称が「オイラ」と言う人に初めて出会いました(笑)
にしがわ大学のお話を聞いて、なんておもしろそうなことが身近に起こっているんだろうと思いました。
地域で学び、地域を学び、つながりを創造する。
生まれも年齢も仕事もまったく違った人たちが同じような関心を持って集まる。おもしろいことが生まれないはずないじゃないか! と。しかもにしがわ!! 私の大好きな東大和も仲間に入っている!! その場所にぜひ私も参加したいと思いました。
じゅんパパがお話ししてくれたのは、「東大和にはたくさんの自然がある。子ども向けというよりも、大人の人たちに子どもの頃に感じた自然の楽しさをもう一度体感してほしい」そんな授業をしたい、ということでした。
舞台が狭山丘陵であり、内容は大人も楽しめるワークショップ。
となると、・・・あら、ぴったりな人がいるじゃないか!
すぐさま協力を頼みにその人に会いに行きました。
その方が今回先生をしていただいた坂本卓也さん。
私と坂本さんとの出会いはもう10年以上も前のことです。当時私は小学生でした。 昔から活発だった私は、毎日のように多摩湖へ行ったり、今回の授業の場となった狭山丘陵をかけまわったり、当然のように坂本さんのいる郷土博物館もそんな私の遊び場のひとつでした。小学校の総合学習で、狭山緑地でのフィールドワークが始まり、博物館のお兄さんが授業の先生になりました。
先生が坂本さんだと知った時は嬉しかったなーその時にはすでに「坂本のおっちゃん」なんて 呼んだりして懐いていましたから(笑)
落ち葉やどんぐりを使ったレクリエーション、森の中の音楽会、自分達でいろんなお店を出して一日だけのマーケットを開いたりもしました。自然と遊ぶ楽しさを私たちは坂本さんから教えてもらいました。
そんな坂本さんに話を持ちかけるとすんなり受け入れてくれて雨の日でも授業はできるとおしゃってくれる、なんとも心強い。
元生徒と先生のコラボレーションです☆
当日は無事に晴れて、幅広い年代の方たちが集まってくれました。スタッフという立場にも関わらず、小学生に戻ったような感覚が蘇ってきて、なつかしい気持ちでいっぱいになって、ついつい生徒さんと一緒に夢中になっていましたね。
一日歩きまわってさすがに疲れましたー^^; でも私は幸せな気持ちでいっぱいでした。
生徒第一号であった自分が、こういう形で坂本先生と一緒に授業ができたこと。昔のつながりがこういう形で今につながったこと。そしてまた新たなつながりができたこと。自分の育った大好きな場所でこんな素敵なことが起こるなんて・・・!
自分が今こうして地域のことを学んで、地域のために何かしたいと思っているのは、紛れもなく小学生の頃に感じた周りの人とのつながりや楽しかった思い出が軸にあるからです。
それが坂本さんであったり、狭山緑地のフィールドワークであったり、はっきりとは覚えていなくても、楽しかった、嬉しかったっていう、感情の記憶とでもいいましょうか。そういう思いがこころのどこかにあるからだと思います。それが原動力になって今の自分をつくっていて。
そんな自分が創造エンジンに出会い、じゅんパパに出会い、にわ大に出会い、そして昔の縁ともう一度つながって、めぐりめぐって今回の授業はできあがりました。私はなんにもしていないのに何やら全てがつながっているな、と勝手にひとり不思議な感動に包まれていました(笑)
これがにわ大の持つ"つながりの力"なのかなと。
地域という軸があるからこそ、みんなが簡単につながれる。そしてそのつながりはまったく思いもよらないところにつながっていたり、本当に無限に広がっているんだと思いました。
今回は完全に私個人の目線で感じたこと、思いを書きましたが、にしがわのみなさん一人一人に素敵な出会いがあったと思います。
色んな人が集まることで生まれる「つながり」そのきっかけづくりをしてくれるのがにわ大であり、それがこれからもどんな形でどこに現れてくるのか分かりません。そんなわくわくが止まらず、さらにおもしろくなっていくにわ大にどんどん夢中になりそうです。まだお会いしていない人との素敵なつながりを求めて、これからもにしがわ大学で遊んでいきたいと思います。
また東大和で授業ができたら^^
こんな感じで私のレポートを終わらせて頂きます。 雑文でほんと申し訳ないです・・ お付き合いいただきありがとうございました!!
実はこの授業で副学長がスタッフへスカウトされていたようです。
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