2014.02.10 (月)
授業ができるまで
みなさんご存知の通り、にわ大の運営に携わっている人はすべてボランティアです。
学校を運営するプロがいない中、毎月開催される授業がどのように作り上げられるのか気になりませんか?
現在このブログを担っている「にわ大ラボ」の発起人である藤岡さんが初コーデを務めた授業の模様をご紹介します。
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にわ大の授業がどのような段取りでできるのか、はじめて授業コーディネーターを担当した1月の授業「地元のお土産を持ち寄って地元愛を語り合おう」のふりかえりを兼ねて紹介したいと思います。
1.11月末:会議で手を挙げる
ときどき参加しているにわ大会議で、1月の授業枠が空いたとの話が。その場の思い付きレベルで授業のアイデアを出したところ、その場の反応もそこそこよかったので具体化することにしました。
※にわ大会議は毎週木曜に行われる今後の授業などの企画を検討する場
2.11月末:Facebookの授業コーディネーターグループに登録してもらう
授業コーディーネーターグループは授業をつくってみたいと考えている人、経験者が集まって情報共有などを行っています。
3.12月上旬:企画書を作成する
取り上げたいテーマに関する本を読んだり、ネットで調べたりしながら何を学ぶ場としたいのかを企画書にまとめました。適宜企画書は授業コーディネーターグループで共有してコメントをもらいながら見直していきました。
4.12月上旬:会場を探す
にわ大会議の際に他の出席者からこういう場所がよいのではというアドバイスをもらっていたので、それを参考に会場を探しました。公共施設は土日の予約はあっという間に埋まってしまいますね。
5.12月上旬:スタッフ募集
にわ大の授業はコーディネーターが1人で企画?準備までを行い、当日の運営やレポートをスタッフに手伝ってもらうことが多いです。しかし、今回はテーマに興味のある人と内容をブラッシュアップしたいと思い、スタッフグループで声かけをして、3人のスタッフが集まりました。
6.12月中旬:授業内容を詰める
3人のスタッフとFacebookのメッセージのやりとりを中心に、実際に集まって打ち合わせをしたりしながら当日の進行などを具体化していきました。
7.12月下旬:告知
授業の企画書、告知文を最終版として提出し、数日後ににわ大のWebサイトやメールマガジンなどでの告知が始まりました。
8.1月上旬:しめきり
人数が集まったので募集締め切り。参加者に事前連絡のメールも。
9.当日
スタッフで早めに集まって当日の進行などの確認と準備。当日は予想外の展開がつきもので、いかに柔軟にできるかが問われます。
10.後日
アンケートの集計、レポートの確認、スタッフのふりかえりの共有などを行い報告書にまとめて事務局に提出。毎月第3日曜のにわ大会議でもアンケートやふりかえりの内容を報告して完了。
いかがでしょうか。想像通りだったでしょうか?先生を招く場合などは調整が必要になるなど、授業内容によって準備の内容やスケジュールは異なってくると思いますが、ちょっとやってみようかなと思ってもらえたら幸いです。