05 授業に参加

トップ > 授業に参加 > これからの"いのち"の話をしよう!〜映画「ジーン・ワルツ」を通じて「生」を学ぼう! Movie(ムービー)・In(イン)・Education(エデュケーション)〜

誰もが無料でうけられる授業。興味、関心のおもむくままに気軽に参加できるのがうれしい。 授業に参加することで、知らなかった人、知らなかったこと、知らなかった場所に出会える。そんな喜びがあるはずです。

これまでの授業レポート

授業一覧

2011年2月12日 (土)
これからの"いのち"の話をしよう!〜映画「ジーン・ワルツ」を通じて「生」を学ぼう! Movie(ムービー)・In(イン)・Education(エデュケーション)〜

日時 :2011年2月12日(土) 10:00〜13:00
教室 :立川シネマシティ
          (映画館 シネマシティ/CINEMA・TWOのいずれかの劇場)
場所 :東京都立川市曙町2-8-5(シネマシティ)
          東京都立川市曙町2-42-26(CINEMA・TWO)
          JR立川駅より徒歩6分 多摩都市モノレール立川北駅より徒歩3分 LINK
TEL :042-525-1237
          (所在場所の問い合わせのみ。今回の授業の申込みは出来ません。)
定員 :100名 (定員に達し次第、締め切り 全席自由席)
授業料 :無料 授業教材費(映画鑑賞券):1500円(当日支払い)
          ※60歳以上のシニアの方は年齢の証明書提示でシニア料金:1000円
先生 :井上裕子(井上レディースクリニック 理事長・院長/
          リボーンレディースクリニック 理事長/NPO法人マザーシップ代表)
授業コーディネーター :古川ゆかり

ジーン・ワルツ授業レポート

今回の授業は、映画の街「立川」が誇る映画館「シネマシティ」のスタジオを貸し切って開催されました。

映画「ジーン・ワルツ」を通じて「生」を考えよう〜Movie In Education〜
と題した授業は、男性も女性も、学生さんからご高齢の方まで幅広い年齢層の方が参加!
前日の雪に浄められたかのような澄んだ空気の中を、生徒さん達が続々集まってきました。

題材となった映画「ジーン・ワルツ」は産婦人科が舞台。実際に起こった産婦人科の事件を取り込み、お産や不妊治療、生命倫理について、また医療崩壊について深く切り込んだ作品です。
そしてゲストは立川で人気の産婦人科、井上レディースクリニック院長の井上裕子先生。

授業の説明と井上先生のご挨拶があり、まずは映画を鑑賞。
立場や考え方の違う生徒さん達ひとりひとりが、様々な想いで鑑賞していたことがこの後分かります。

エンドロールが終わり、通常の映画鑑賞だとここで退室、ですが、今日は授業です。
スタッフの誘導で、近くに座った人3〜8名くらいでグループをつくり、ディスカッションタイム!
お題は、自己紹介と映画の感想など。
映画の感動もあってか、初対面同士のはずが、あっという間に打ち解けて、ディスカッションを楽しんでいるようでした。
人工授精で産まれた方が身近にいるという方や、大学で不妊治療をテーマに勉強されている方などのお話も聞こえ、様々な想いをもってこの授業に参加されたのだな、ということをひしひしと感じました。

10分という僅かな時間でしたが、参加者同士のディスカッションの後は、井上先生のトークタイム。
映画で取り込まれていた事件の概要や、産婦人科医療に与えた影響、現在の医療の実態などのお話から、実際のお産の現場で目にした奇跡のお話など、ユーモアを交えながら分かりやすくお話しくださいました。
特に心に残った言葉に、お産の時に願うこと、というのがあります。
もちろん「無事に産まれます様に」。そして「無事に育ててもらえます様に」、また「社会に居場所がありますように」。
今はそこまでを願って毎日現場にいます、とおっしゃってました。

トークの後の質疑応答では、産科医師の不足や、産科施設の減少、帝王切開の増加などの現実的なお話に、生徒さん達も理想と現実のジレンマを感じ取り、真剣な表情で聞き入っていました。
最後に、恒例の記念写真を撮影して、授業は全て終了。

スタジオを出てくるひとりひとりが、とても清々しい顔をしていたのが印象的でした。

それでもやはり聞き足りない、という方のために、授業後はシネマのロビーを1時間程お借りして、井上先生を囲んでフランクなディスカッションに突入!
10名ちょっとの方々が参加し、生徒さんも先生も飾らないトークを繰り広げていました。

「出産」や「命」に関わる話は、身近なものでありながら、なかなか深く話す機会もないもの。
ここでたっぷり話をできたことを、次は身近な人と話して、コミュニケーションが広がっていったらステキだな、と感じました。



DSCF2699.JPGDSCF2710.JPGDSCF2714.JPGDSCF2724.JPGDSCF2732.JPGDSCF2741.JPGDSCF2744.JPGDSCF2746.JPGDSCF2751.JPGDSCF2758.JPGDSCF2762.JPGDSCF2771.JPGDSCF2774.JPG
2011_02_07.jpg

■テーマ :
 映画『ジーン・ワルツ』を観て、感じて、参加者と共に"いのち"を考える。
(映画を通じて学ぼう! Movie(ムービー)・In(イン)・Education(エデュケーション)の東京にしがわ大学バージョン)

■対象者: 
映画についてあれこれ話すのが好きな人、"いのち"あるすべての人


■授業について:
東京にしがわ大学"史上最大授業"作戦!!
募集定員は、何と"100名"
未だかつてない大規模100人授業が映画館の中で開催されます。

映画には様々なメッセージが込められていますが、映画を一度観ただけではよくわからない、という事ありませんか?

映画を観るだけでなく、その感想を誰かと話し合う機会があったなら?
テーマに沿って詳しい話を聞くことができたなら?
もしかしたら、映画を通じて学べる事はもっとあるはず。

自らが代表を務めるNPO法人マザーシップでもピンクリボンなど様々な活動を行っている立川の現役産婦人科医・井上裕子先生。
"「感動は人を変える!」 映画を観て、感じて、考えよう!"をテーマに井上先生が立川の映画館シネマシティと開催しているのが、映画を通じて学ぼう! M・I・E ≪ Movie(ムービー)・In(イン)・Education(エデュケーション) ≫です。
今回は先生のお話だけでなく生徒も話に積極的に加わるような参加型授業を目指す、東京にしがわ大学バージョンでの開催です。

映画は「チームバチスタの栄光」「ジェネラル・ルージュの凱旋」など現役医師ならではのリアルなストーリーが人気の作家・海堂尊原作、産婦人科を舞台に描いた衝撃の話題作『ジーン・ワルツ』(2月5日(土)より公開)。
映画鑑賞後にはグループディスカッション、井上先生からのお話、そして、先生への質問コーナーや参加者全員によるディスカッションも予定しています。

産科の医療崩壊、そして不妊治療、代理出産、体外受精、若年出産など映画が描く生命誕生に関わる現場の様々な問題をもとに、夫婦、出産、家族のあり方、生き方、"いのち"について共に考えます。
誰もが女性から生まれてきました。だからこそ生命誕生の現場を描いたこの映画を観て、男女それぞれの立場で共に考える機会にしたいと思います。女性はもちろん、男性もご夫婦での参加も大歓迎です。

さあ、映画を通じて学び、共に語ろう!勇気ある選択や未来の希望に向かって!
 

■授業の流れ
9:30〜受付開始(※映画館での授業になりますので、お早めにご来場頂き、受付をお願いいたします。)
10:00〜授業スタート
はじめに〜 にしがわ大学説明〜諸注意
先生紹介+先生よりメッセージ (5分)
10:05〜12:00 映画『ジーン・ワルツ』鑑賞(所要時間 111分)
12:00〜12:10 グループディスカッション(10分)
12:10〜12:25 先生によるトーク(15分)
12:25〜12:40 先生への質疑応答&全体ディスカッション(15分)
12:40〜12:50 おわりに〜記念撮影〜アンケート回収(10分)
13:00 終了予定
 

■映画
「ジーン・ワルツ」 http://gene-waltz.com/
2011_02_01.jpg
2月5日(土)より立川シネマシティにて公開
  (C)2011「ジーン・ワルツ」製作委員会

天才医師<遺伝子(ジーン)の女神>が仕掛ける、禁断の奇跡。

医療の最高峰、帝華大学病院の医師・曾根崎理恵(菅野美穂)にはある疑いが向けられていた。院長代理を務める廃院寸前の小さな産婦人科医院・マリアクリニックで、禁断の"治療"をしているというのだ。
そこに通うのはそれぞれ事情を抱えた4人の女性たち。その謎を嗅ぎつけたのは、同じく帝華大学病院に勤め、教授の地位が約束されたエリート医師・清川吾郎。「私も一緒に闘っているんです、あの4人の妊婦さんたちと・・・」と主張する理恵は一体、何を計画しているのか。彼女がマリアクリニックに隠した秘密とは?

原作:海堂尊(「チームバチスタの栄光」「ジェネラル・ルージュの凱旋」)
監督:大谷健太郎(「約三十の嘘」「NANA」)
出演:菅野美穂、田辺誠一、大森南朋、桐谷美鈴、南果歩、風吹ジュン、浅丘ルリ子


■教室:
立川 シネマシティ/CINEMA・TWO  http://cinemacity.co.jp/
2011_02_03.jpg

シネコン激選区の多摩地区にありながら、オリジナル音響システムによる最高峰の音響環境、劇場貸切サービスの実施など、独自のカラーで常に話題を提供し続けている立川のシネコン(シネマシティは6スクリーン1025席とCINEMA・TWOは5スクリーン1245席)
子育て中のママさんのための上映会「シネマのたまてばこ」や立川市の社会福祉法人すみれ会主催ぽれポれコンサート「木村弓コンサート」、そしてM・I・Eなど、地元、市民の皆様との活動も積極的に行っている。
 

■注意事項
1.本授業は、映画「ジーン・ワルツ」の鑑賞を含めた授業となります。
2授業教材費として、当日、映画鑑賞券(一般1,500円・60歳以上のシニア1000円)をお求め下さい。
※授業教材費はシネマシティへ支払われます。
3.映画鑑賞後、そのまま授業が始まります。途中入場はできませんので、<開始5分前>には着席できるようご協力よろしくお願い致します。定刻での上映になります。
※妊娠・出産に関わる産婦人科が舞台の映画です。
ディスカッションもありますので、小さなお子様のご参加には保護者の方のご判断をお願いします。
※上映劇場(シネマシティかCINEMA・TWO)は、開催日の前にメールでお知らせ致します。
※重複応募は無効となりますのでご注意ください。
※授業の参加エントリーには、学生登録が必須となります。


■定員・締切
100名(定員に達し次第、締め切り 全席自由席)
 





先生プロフィール:
井上裕子(いのうえ・ゆうこ)
2011_02_02.jpg

NPO法人マザーシップ代表/井上レディースクリニック 理事長 ・院長/リボーンレディースクリニック 理事長
医療崩壊が叫ばれるこの現代に、現役産婦人科医として日頃お産に立ち会いながら、産科医療、体外受精を含む不妊治療に携わっている。その傍らNPO法人マザーシップの代表として女性の健康フォーラムや親子教育イベントの主催、「親子共育、情操教育、予防教育、環境教育」を主とした、地元立川に密着した予防医学の提唱、そしてピンクリボンなどの様々な活動を行っている。
今までM・I・E(Movie(ムービー)・In(イン)・Education(エデュケーション)〜映画を通じて"生"を学ぼう!)では「Mayu―まゆ―」「余命」「私の中のあなた」等の映画を対象にシネマシティで開催。

http://www.m-ship.net/
http://www.inoue-ladies.jp/new/

授業一覧