2011.12.20 (火)
12月授業とコラボレーション
皆さん こんばんわ。
毎日寒い日が続いていますが、皆さんお風邪などひいていませんか?
裏にわブログ編集長のあまのっちです。
さてさてまずはご報告から
先週12月の授業が開催されました。
今回は3つの授業です。
2012年は、どんな手帳を使うの?(国分寺市)
今回はこちらの授業を見学してきました。
こだわりの手帳の授業です。
皆さん思い思いの手帳の主張。。。
手帳についてどういう表現をされるのかとても興味がありました。
手帳って実はその人の想いがとても積もっているものなのだなと再認識しました。
たかが手帳、されど手帳な授業です。
エゾジカの角でエコ楊枝
こちらの授業。サポートスタッフのにしぼんが企画して、初の授業コーディネーターとして活躍した授業です。
あまり知られていませんが、東京にしがわ、特に奥多摩などでは鹿による食害があります。ニホンカモシカは国の天然記念物でもありむやみに狩猟することを禁じられています。そのため野生の鹿による農作物の被害は全国で年間2〜5億円ともいわれています。
江戸時代まではこの鹿を狩る狼がいたおかげで、一定数の数を保っていましたが、狼の絶滅によって鹿の異常繁殖が起こりました。現在は代わりに駆除で定量に保つ取り組みがなされていますが、アンバランスな環境が続いています。
今回の授業ではそういう現実も含めにわ大として学んでいただける良い機会だと思います。
残念ながら参加できませんでしたが、参加した方々の印象から面白そうだなと!
今後期待の授業です。
たちかわ手芸部、仮入部!(立川市)
そして、こちらはもうおなじみの「たちかわ手芸部」ニットプレイヤーのポジ先生の授業。
にわ大として初のクラブ活動を始めた「たちかわ手芸部」が授業をしました。
あまのっちの好きなクラブのひとつです。
あまり表に出ていませんが、この授業に至るまでに部員の方々は毎週集まって、ポジ先生の指導のもとこつこつと編み物をしていました。毎回新しい編み方や道具の使い方などを習っていました。
それはそれは俺からすると気の遠くなるような長い時間をかけて編み物をしています。
それを知るだけに今回の授業はその集大成と呼べる発表の場でもあったかなと。。。
皆さんすごいな〜っと感心します。そして今後もぜひ続けていただきたいと思います。
んで、早いものでもう年明けの授業が告知されました。
学び続ける大人のための革ノート(武蔵野市)
サンキャッチャーワークショップ [縁側で考える心豊かな暮らしかた](八王子市)
鉄道に乗って、「にしがわ」を知る。感じる。
こちらもご応募お待ちしてます。
そして昨日あまのっちが取り組んでいた一つのプロジェクトが実を結びました。
実は今年、水面下で多摩大学の先生からオファーをいただき、正規の大学である多摩大学の授業としてにわ大とコラボレーションできないか?というお話しをいただきました。
最初はえ〜できるのかな?と思っていましたが、お話しを伺ううちにいつもの好奇心がムクムク育って。。。
結局色々なアイデアを先生に投げかけてしまいました。
そして今回、その多摩大学 情報経済学部 知的プロフェッショナルゼミの学生さんによる発表会に参加してきました。
今回の発表。東京にしがわに拠点を持つ企業の取り組みや理念を学生のフィルターを通してにわ大の授業にしていただくという「授業シミュレーション」をしていただきました。
今回ご協力いただいたにわ大を支援していただいている企業の方々です。
オリオン書房さん
立川を中心にさまざまなバリエーションの書店を展開されています。
グリーンワイズさん
ランドスケープから植栽のレンタルまで「緑」をテーマとしたビジネスをされています。
あきゅらいず美養品さん
基礎化粧品を中心に、肌と暮らしを見つめるビジネスをされています。
福永紙工さん
紙をもっと身近な存在として印刷だけでなく特殊加工によってライフワークを考えるビジネスを展開してます。
ほうんとうに本当にご協力ありがとうございます。
東京にしがわ大学はこういう素敵な企業の方々の支援を受けてやってます。
この場をお借りして御礼いたします。
そして一方、学生さんたちが求められたことは。。。
企業の視点、にわ大の視点、参加する生徒の視点が要求された今回の授業シミュレーション。
企業の方々が思いつかない視点で、もし東京にしがわ大学で授業にしちゃったらどんな風になるんだろう?
こちらとしてもドキドキするような瞬間でした。
結果的に、学生さんにとっては非常にハードルの高い難問だったと思うけど、発表は個性的でとても面白いものでした。すぐにでも授業にできるものもありましたよ。
今回最優秀のグループには「東京にしがわ大学賞」としてFMたちかわで放送されている東京ウェッサイの「みんなでつくる東京にしがわ大学」というコーナーに出演いただきます。その際にぜひどんな授業を考えたのか聴いてみてください。
新しい取り組みはドキドキしますが、こういう新しい風が吹くことで、新たな楽しみが増えていきます。
もっと。。。もっとドキドキするような瞬間を私たちは求めています。
ぜひ今後も続けていきたい取り組みです。
もちろん、にわ大とコラボしたい企業さんや大学さんはウェルカムです。
ちょっとだけ相談いただければ何かできるかも。。。
何かが始まるきっかけになると思いますよ。