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2010.06.30 (水)

初夏のさんぽ「たまたてあるき」

みなさんこんにちわ。
梅雨なのに雨が降らないので、毎日傘を干してる裏にわブログ編集長のあまのっちです。
今年も半分が過ぎてしまいました。。。

さてさて、先週から今週にかけて続けました「職員リレー」みなさんはどう感じましたか?
本当に多種多様な年齢も性別も職業もばらばらな人たちが集う東京にしがわ大学です。

今のところ職員とほぼ職の人口分布は立川在住が3人、国立在住2人、三鷹在住1人、稲城在住1人、調布在住1人、日野在住1名、都内在住2人です。


ふむ。。。立川以西が弱いですね。
どなたか八王子や福生、青梅方面で職員立候補する人いません?


さて今日は梅雨の中休みよろしく、職員リレーの合間をうって、久しぶりの俺様記事です。
実は先日、立川のクラウドカフェでサポートスタッフさん主催の懇親会が開かれたので、お邪魔しました。
当初は昭和記念公園での開催だったのですが、空模様が怪しく急きょ青空懇親会は延期にして屋根のあるお店に集合となりました。

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サポートスタッフさんの自己紹介や熱い思いが凄い伝わってきて、とても素敵な会でした。

そうそう!その中の参加者のお一人イシザキさんのホームページを教えていただいて拝見してびっくり!とても素敵なホームページです。

うーん。。。すごい。。。にわ大もがんばりましょ〜

実はこの懇親会の前に編集長あまのっちは散歩してました。
その名も「たまたてあるき」

多摩って横に長いしそれを補完するように鉄道も道路も横方向にたくさんあります。
でも縦方向の移動って結構めんどくさかったりします。

たとえば国立から府中に移動したり、調布から吉祥寺に移動する時、基本バス移動なんですが時間がかかります。じゃああえて、公共交通機関を使わないで縦断したら何が見えるだろう?っとトライアルしたのが「たまたてあるき」です。

この日は京王線の「多磨霊園駅」からJR「東小金井駅」に移動するたまたてあるきでした。
今日はその時に見つけた素敵なお店があったので、ちょっと紹介したいと思います。

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お店の名前は府中市白糸台にある「可ナル舎」さんです。
一般にタンスって古くなったらどうします?捨てちゃう?譲っちゃう?いろいろ選択肢はあると思うのですが、こちらのお店は和箪笥や家具などを「繕って」販売しているお店です。

お店には常時200もの和ダンスがあって、2階に整然と並んでます。
他にも照明や欄間、食器などが所狭しと展示販売されています。

お店の方にお話しを伺うと、和箪笥というのはほぼ明治期に作られたものが多いんだそうです。
それは明治に入って一般庶民が絹の着物を着る文化ができたことが大きくて、江戸期は武家の家ぐらいにしか絹の着物を着る人がいなくて、箪笥の需要も低かったのだけど、明治期に入って地方の豪商や土地持ちがこぞって絹の着物を着ることで、おのずと箪笥の需要も増えていったそうです。

そして箪笥もとても細かい細工が施されるようになって、鉄の取手も一品づつ丁寧に作られているので、店に入ってきて、中を確認するととても丁寧な仕事をした職人さんの作った箪笥はそれは見事なんだそうですよ。

可ナル舎では、そうして入ってきた箪笥を修繕して販売してます。
価格はそれなりにしますが、仕事を考えるとそ〜んなに高いと思えない程度でした。

お時間あればぜひ一度立ち寄ってみてください。

ちなみに俺が釘付けになったのは。。。。1Fに展示販売されてた船箪笥と薬箱です。
お店の方も薬箱は滅多に入ってこない逸品だと言ってましたよ。


んで最後に告知です。
え〜なんと!裏にわ編集長のあまのっちがラジオ出演です。
今週金曜日、たちかわFMの「東京ウェッサイ」という番組に出演します。


なんで出演するかって?

仕方ないんです。。。7月に開催するプレ授業の授業コーディネーターになっちゃったんですから。

あ〜気が重い。。。普段裏方しかしないので、ほんとーーーーーーーに気が重いです。
あ〜重い。

がんばって出演してきますが、今回の課題は番組中に「超」と言わないこと。。。を心がけてきます。
あうあう

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2010.06.28 (月)

職員リレー「シュウさん」きました

こんにちは、職員の萩原 修です。

にわ大内では、「シュウ」と呼ばれています。

一時、「オヤビン」「キャプテン」「マネージャー」「あにき」

に対抗できるようなニックネームとして「センパイ」を名乗ろうとしましたが、

あっけなく無視されたので「シュウ」でいきます。

不用意な発言が多いらしく気を悪くする人もたくさんいるようなのですが、

本人には、まったく自覚がありません。悪気はないので、聞き流してください。

この文章で、もしかしたら、不用意なことを書いているかもしれません。

特定の人を誹謗中傷する気は、まったくないので気にせず読み飛ばしてください。

さて、裏にわブログの編集長「あまのっち」からは、

自己紹介とオープンキャンパスのことを書くように指示されているので、

まじめに、それにそって書いてみたいと思います。

●自己紹介

生まれてすぐに、国立に引っ越してきました。近所の幼稚園から小学校、中学校、高校は国立。大学も自転車で通っていました。市ヶ谷や浜松町の会社にも国立からでした。その後、32歳ぐらいではじめて国立を離れ、高円寺に引越、現在は、三鷹に住んでいます。いつかは、国立に戻りたいと思っています。

仕事は、6年前に、21年間のサラリーマン生活を辞めて、独立しました。日用品や住宅、店舗、書籍などの企画、プロデュースをしているかたわら、「つくし文具店」「コド・モノ・コト」「中央線デザイン倶楽部」「てぬコレ」「かみの工作所」などいくつかのプロジェクトを立ち上げ推進しています。

●オープンキャンパスのこと

予想以上に参加者が集まらなかったことを、企画した立場として反省しています。内容的には、ミリメーターの力もあり、自分でも参加したいと思えるとても面白いものになりました、たぶん、その面白さが多くの人にうまく伝わらなかったのですね。参加してもらった方々から、おおむね好評で、予想以上にもりあがったのが救いです。

ぼく自身は、当初、本部で待機している予定でしたが、参加人数が少なかったこともあり、急きょ、参加することになりました。担当は、「国立市」。ひとりで行くことになりました。どうせ参加するなら、知らない人と知らない場所を見てまわりたかったのですが、

その後の準備があるため、早く帰らないといけないので、しかたながない状況でした。

立川でごはんを食べながら作戦を練り、おおよそのめぼしをつけて、国立駅に到着。よく知っている「国立本店」で、親子と話をして教室の写真を撮影。その後「匙屋」で撮影し、中央線の高架下を撮影。すいません。正直手抜きでした。それでも、まちのいろんな人と話をして、カフェでお茶して、貴重な情報と交流を得て、もどりました。

●今後のこと

さて、オープンキャンパスがおわり、これから10月の開校に向けて、準備が本格化していきます。昨年8月に職員の候補が集まったことを考えると、それからもう10ヶ月も過ぎています。あと3ヶ月で、本当に開校できるのでしょうか。

職員、授業コーディネーター、地域コーディネーター、スタッフ、サポーター、先生、生徒、まだまだ足りません。とくに資金面が不安です。

東京にしがわ大学は、非営利の活動です。賛同してくれる個人や企業、行政のサポートがないと、継続することができません。キャンパスの維持費もかからないし、必要な経費もそれほど多くないのですが、それでも年間で1000万ぐらいのお金がある方が健全な運営ができそうです。

ひとり年間1万円だしてくれる人が1000人。これって可能なのでしょうか。東京の多摩地域には、400万人以上が住んでいます。そのうち4000人にひとりがサポートしてくれると、なんとかなる計算です。それぐらいの人に共感してもらうには、どうしたらいいのでしょうか。果たして、東京にしがわ大学は、必要とされているのでしょうか。

東京にしがわ大学の目指していること。東京にしがわ大学がやるべきこと。東京にしがわ大学を必要としている人はどんな人なのか。東京にしがわ大学がどんなしくみだったらうまくまわって継続していくのか。東京にしがわ大学のことを誰にどうやって知らせていったらいいのか。そんなことがこの10ヶ月、頭の中をぐるぐるしています。

7月、8月、9月と開校前のプレ授業。そして、10月にはいよいよ開校。

なんとかなるのか。なんとかするのか。不安と期待でいっぱいです。

開校までには、まだまだ、多くの力が必要です。どうか力をかしてください。

開校後、継続していくには、さらに多くの力が必要です。どうか力をかしてください。

みなさんといっしょに、

東京のにしがわを 学びを通じて、もっと暮らしやすくしていきたいと思います。

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2010.06.26 (土)

職員リレー「ほぼ職 アニキ」きました

みなさん

こんにちわ。無茶ぶり編集長のあまのっちです。
今日は裏にわブログに2回目の出場のアニキです。

アニキはサポートスタッフの皆さんにお知らせするメーリングリストの管理や、サポートスタッフさんが主催するイベントなどに積極的に参加していただいている、ほぼ職員です。

初めてお会いするサポートスタッフさんからいつも「ジョン川平」に似てるって言われません?と言われ続けてます。

ジェットストリ〜ム


こんにちは、サポートスタッフのあさみです。
6月7日以来2回目の投稿です。

みなさん、丁寧な自己紹介をされているのでわたしも少しだけ、

浅見義孝、職員の皆さんからはあにきと呼ばれています。
小中学校とも立川市内、高校は東大和高校というにしがわ育ちです。
普段はモノレールの泉体育館駅の近くで不動産関係の仕事をしています。
「食」や「農」に興味があり、スローフードすぎなみという団体にも所属しています。
また、FMたちかわの「東京ウェッサイ」という自主制作番組のボランティアスタッフを
しています。そこで昨年の秋ににわ大に出会い、すぐさま押しかけてサポートスタッフに
入れてもらいました。

そうそう、にわ大ではボランティアスタッフのことをサポートスタッフと呼んでいます。
いわゆるボランティアよりもより積極的ににわ大に関わって欲しい、職員との垣根を低く
したいという思いがあるようです。

職員のみなさんのように、企画力があるとか、パソコンのシステムが得意とかいうような
ものは何も無いので、授業やイベントの裏方として走りまわりたいと思っています。

さて、先日のオープンキャンパスですが、私は職員やサポートスタッフの皆さんと一緒に
朝8時に会場入りしました。まずは会場設営から。

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撮影 オヤビン佐藤 Oyabin Sato


9時半に開場してからは他の男性スタッフ2人と一緒に会場外で誘導係。
会場入口でにわ大の旗を持って参加者の皆さんをお出迎えしました。

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撮影 オヤビン佐藤 Oyabin Sato

場内では予定より少し遅れてオリエンテーションが始まりましたが、まだ遅れてくる方も
いるので誘導係はもう少しの間、外に立ってます。
そういえば、毎回誘導係をやっているので、ここ最近、学長のあらたまった挨拶って
聞いてないなと、この写真を見て思いました。


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撮影 オヤビン佐藤 Oyabin Sato

説明の時間が終わり、皆さんを送り出して、残っていた職員やスタッフも現地に行き
ますが、私は裏方なので本部に残ります。
残った配布物の書類を片付けたり、受付を片付けたり、本部に残る職員のお弁当をお隣り
の高島屋に買いに行ったり、けっこう雑用があるんです。
そういえば、デパ地下弁当って久しぶりに食べたけど、500円でボリュームがあって
美味しくて驚きました!

夕方近くなって少しずつ参加者が帰ってきたところで、編集長あまのっちとダイエーに
報告会用のお茶とビールの買出し。ぬるくならないようにぎりぎりの時間に行きます。

報告会は皆さんホントに楽しそうに現地の話をしてくれて、ホッとしました。
参加者の皆さんが楽しんでいる顔を見ると裏方やって良かったなと思います。
また、皆さんの笑顔を見られるように微力ながらにわ大の力になりたいと思いました。


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撮影 オヤビン佐藤 Oyabin Sato

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2010.06.25 (金)

職員リレー「ほぼ職 はやかわさん」きました

みなさんこんにちは。
編集長のあまのっちです。
昨夜の日本戦で声がガラガラです。そして寝不足です。
応援もほどほどにしましょう(自戒)

さて、今日はほぼ職員の「はやかわさん」です。
縁の下の力持ち系の登場です。オープンキャンパスを陰で支えていただいたお陰で、楽しいイベントになりました。感謝感謝


えー私も書くんですか?
裏方は表には出ないんですけどー
裏にわだから大丈夫だって?困った、困った・・・

はじめまして。
ほぼ職員のはやかわです。愛称募集中です!
他の職員の方々と違って、4月に行われた立川での説明会をきっかけに参加している新人です。
ですので、今のところ「ほぼ」なんですよ。

にしがわには彼此20年以上住んでいます。
三鷹→府中→稲城と徐々に都心から離れてきていますが、にしがわから離れることはないですね。
すごく親しみを感じています。
最近は都心に出かけるとものすごく疲れてしまうので、益々にしがわ度が上がりそうです。

普段はコンピュータ・ソフトウエアの開発をしています。
SEとかプログラマとか巷では色々な役割があるようですが、どれも自分にはしっくりこないんですよ。細かい分類がなかった時代から携わっているからなのか、興味が多岐に渡っているからなのか?自分のやっていること・やれることをひとことで表現できて、うまく相手に伝わるものを模索しています。

  えー、私が初めて触ったパーソナル・コンピュータは...
  カセットプレイヤーでプログラムを読み込んで...
  保存はカセットテープに録音して...音量調整が難しかった...

と、いつの時代の話だよ?そんな話はまたの機会にでもしましょうか。

東京にしがわ大学では、私の専門性を活かして内部のシステム構築を進めています。
ホームページのうら側で動くシステムや、運営の効率を上げるための仕組みなどを少しずつ作っています。おもて側はセンスの良いデザイナーさんが作っています。また、職員会議などの話を聞きながら、必要となる機能や効率化すべき業務、大きくどういったシステムが望ましいかなどを考えています。
学生登録数も順調に増えていますので、開校までにはしっかりとしたシステムを用意してスムーズな運営ができるよう準備を進めています。
協力してくれる人を随時募集中です。気軽に問合せてくださいね。


さて、オープンキャンパスですが、私には特命ミッションが与えられました。
(自分でそういうことにしただけ?)

・多摩30市町村に、にわ大の旗を立てること
・フィールドワーク参加者が見つけた教室を地図に表示すること
・参加できなかった人にもイベントの雰囲気を感じてもらうこと

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そう、参加していただいたみなさんの写真をマップに表示する「スペシャルページ」の制作です。
報告会での利用まで準備が間に合わずドタバタでしたが、何とか切り抜けられました。
取りあえず、30市町村すべてで「オープンキャンパス」を行うというイメージをうまく表現できたのではないかと思っています。
普段、なかなか自分の仕事が実際に使われている場面を見る機会が少ないので非常に新鮮でした。
また、沢山の人から感想を頂きました。ありがとうございます。
いやはや、お粗末さまでした。

これからも、裏方の技術者として見えないところでにわ大を支えていければと思っています。

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2010.06.24 (木)

職員リレー「マネージャー」きました

みなさま、こんにちは。
職員の古川ゆかりです。
マネージャーと呼ばれています


あっ、偉い支配人の方ではなく、部活動で呼ばれるところのマネージャーみたいな方です。

マネージャーと呼ばれるのが心地いいと感じる完全裏方志望の私ですが、仕事では意外と表に出る機会が多いかもしれません。

立川駅付近の映画館シネマシティで主に広報を担当しています。基本的にCINEMA・TWOにおります。時には裏でポテトや唐揚げも揚げますし、普通にチケットを発売していることも。場内清掃から接客、揚げ物調理など何でもやれてこそ、地元の映画館で働く者と考え日々汗しています。

にわ大への参加のきっかけは、このエリアでの立ち上げ準備をしていたシブヤ大学のオヤビンこと(昨日登場の!)佐藤さんが現地調査という形でその地域の人々の紹介の紹介という事でお話しをして下さった事から。

何にでも首を突っ込む好奇心旺盛な性格も手伝って、シブヤ大学での面白そうな授業に興味津々。これは面白いことになってきた!という感じでした。そして職員として呼ばれた時には、やる気はあるけど何にもできないこんな私で大丈夫?という不安もさることながら、メンバーとして選んでもらった事が先ずは嬉しかったのを覚えています。

進学を機に青森から東京にやって来た私が最初に住んだのは昭島市。その後、立川の企業に就職をしてずっとですから"にしがわ"には縁があったんですね。

仕事上で、子育支援グループさんの企画で開催した育児中のお母様お父様のための上映会で、出会うはずもなかった人々がおむつを替えながらも和やかに話をする中で生まれてくるものをみて、人々が出会う"場"の必要性を感じました。

そして私生活でも青森という究極の田舎で育った環境から近所づきあいの心地よさが恋しくなってきている自分もいたりします。

にしがわの魅力を発見していきながら、心地いい居場所や仲間を、地方出身者の私自身も発見したいし、「学び」というきっかけを通じて共に育んでいけたなら。そんな思いで、にわ大と共に歩んでいきたいです。



職場が立川でありながら、意外と知っているようで知らないんです、多摩30市町村のこと。

都市であり、その一方で緑豊かで、青空がひろがる自然豊かな地域。私自身もそんな"にしがわ"の魅力を発見しながら授業にしていけたなら。

そして、年頃の(!?)女性の視点を活かして、生き方や趣味、体のことなどなど興味の幅だけ広がる授業を参加される皆さんと共に造り上げていきたいです。また誰でもが参加できる「にわ大」ですが、時には対象を絞って女性限定あるいは男性限定の授業があったら更に深い授業になりそうです。


「授業」という学びを通じてのコミュニティづくりを支援する東京にしがわ大学。
学びの場を提供することで人々が集い、心地よい自分の「にわ」のように感じてもらえたなら...。そんな想いを込めて進めてまいります。

さて、6月12日におこわなれた、東京にしがわ大学の"オープンキャンパス"イベント「教室を探せ!」。
午前中は有り難いことに取材を頂いておりましたので、午後から(徒歩で)いざ出発!
そう、私の担当は一番近い「立川市」でした。

職場も立川市ですから、ふ〜んカンタ〜ンなんて考えていたら大間違い。
知っているはずの街は考える程によく分からなくなり、挙げ句の果てには、立川をよく知っている頼れる知り合いに電話して、私なりのヘルプとして勝手にテレフォンを施行。
そこで、導かれたテーマをヒントに進めていきました。


教室その1:「じばヤサイの教室」

先ずは電話の助言に従い、「ウド」を探しに立川北口の野菜直売所へ向かう。
その途中、1メートルはあるであろう立派な葉つき大根を優雅に掲げたマダムを発見!
「その立派な大根とちらで買えますか?」
私の突拍子もない質問に、マダムは「北口直売所よ」と快く教えてくれ、毎週水曜土曜などに販売していることなども教えてくれました。
(*本来はフィールドワークですから現地の人々に様々聞いていくのですが、時間の都合で出来なかったのでここでやってみました)

北口直売所に到着し、「ウドならこの方!」を尋ねてみたがタッチの差でお会いできず。
でも、女性の方と副会長さんから様々なお話を聞くことができました。

直売所の野菜には生産者の名前がしっかり書かれています。
「○○さんのある?」とご指名で買っていくお客様も多いそうです。これって、ご指名というか、いわゆる個人名のブランドですよね。
そうすると、ご指名で買う方もいたり、あるいはこの野菜は○○さんで、こっちの野菜なら○○さんと野菜毎に指名を買えている強者、おっと上級者も。
また、売れ筋の野菜は開店直後に売り切れるし、いくつかある立川の直売所をハシゴして比較しているお客様もいるらしいので、直場所で野菜を卸している農家の皆さんも緊張感ある現場のようです。


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そして、お話しを伺った女性のお父様はかつて天皇陛下が召し上がるおせち料理のための「ウド」を献上されたことがあるとのこと。
やっぱり立川は日本をほこるウドの名産地なんですねぇ。素敵なお話聞かせて頂きました。
そして、ウドの料理方についても聞きました。
こちらの野菜を使われているホテルもあるとか何とか。
そういえば、立川のホテルではウド料理をだすところあったと思います。
農家の方に伺うウドの料理教室もホテルで出来たら素敵ですよね!そして、立川のウドが育つ暗闇の世界「ウド室」の体験もしてみたくないですか?

最初は腕に腕章をつけた得体の知れない「ヤツ」と思われたらしく、少し警戒されてしまいましたが、「にわ大」のこと、今日のオープンキャンパスの事などをお話ししましたら、ご理解頂き、い〜ぱい素敵なお話しを聞かせて頂きました。
1年を通して様々な野菜が食べられるようにはなったけど、本当に美味しいのはその時期の野菜。
無理して育てない地場野菜を見ると、季節を感じられる!だからこそ大事に季節の野菜を食べなきゃ。
これって、しっかり食育の授業にも通じてきませんか?
「ウド」はもちろん、地場野菜を通じて食を考える授業、様々できそうです。
私は、ブルーベリーを購入し、次なる教室を探しに出発しました。

午後から出発した私には3時間弱しかなかったのですが、お話しが興味深くにここで2時間滞在。急がないと...。


教室その2:「おもてなしの教室」
仕事柄か、どの店に入っても接客が気になる私。

美味しいお料理はもちろん、いつも身のこなしがスマートで、さりげない気配りが人気を呼んでいるシネマシティ1階のマザーズオリエンタル

2つ目の教室として考えたマザーズでしたいのは、接客の良さのその秘密を暴く授業です。
お話を伺ったのは、笑顔の素敵な男性・原さん。

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大人の女性って、何かとうるさい。でもその大人の女性に受けているのには何か秘密があるのでは?
突然の訪問にも色々な質問にも真摯に対応して下さいました。

雰囲気のある店内始め、常に気配り上手なマザースの精神はやはり社長さんの信念にあるそうです。
「もてなし」「挨拶」「身だしなみ」「言葉遣い」と大切にされているのは意外とシンプル。
でも、お客様を喜ばせる為なら何でもOKという「NOルール」には、お客様を喜ばせるサービスは無限大という心意気が感じられます。

レストランは非日常であり、お客様を満足させるためにはスタッフ自身も演じることすら必要な時も。でも、そこに心があるか?
大事なのは、見栄えではなく「こころ」にありました。
都内で修行された社長さんが、地元にお店を出したいと"にしがわ"エリアでお店を始めたマザーズ。
「おもてなしの心」はきっとお友達への気遣いやお家で誰かをもてなすときにも使えそうです。
相手を気遣う「心遣い」。実生活を豊かにするヒントがここにあるかもしれません。
最後にお写真をお願いしたら、店内一番の美男子の方がご協力下さいました。


教室その3:「映画の教室」
もう、時間もあと15分。考えた挙げ句に、ごめんなさい、職場に向かってしまいました。
映画の黄金時代、昭和30年代。立川にはかつて、10館もの映画館があったと聞いています。
シネマシティ6館がオープンしたのが94年。CINEMA・TWO5館は10年後の2004年にオープンしました。

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11スクリーンになったことで、かつての黄金時代再来!等とメディアにご紹介頂いた事を私自身調べたことがあったでしょうか?

その調査をすべく、仕事中の副支配人を直撃しました。
今尚、「シネマストリート」として残るあの高松町の通りにあった劇場やシネマシティの旧館「立川松竹」「立川中央」「立川セントラル」は北口に。南口にも「日活」「東宝」「東映」「錦座」「大映」など。
あれっ、2館の名前が分からない?
先ずはこの2館の名前を調べてみないと。
そして、シネマシティの旧3館のうち1館は商店街の人々の働きかけがきっかけで出来た劇場だったらしい。

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今でこそ、形はシネコンになったシネマシティとCINEMA・TWOはやっぱり街の映画館なんだと、なんだか納得。

この多摩30市町村には気付けば多くのシネコンが存在します。
それぞれの街に映画館の歴史ありでしょう。この歴史、紐解いてみませんか?
「映画館のない街に映画を!」という志でスタートした「あきる野映画祭」ももちろん。
"にしがわ"の映画館の歴史。一緒に調べてみませんか?


時間がなかったのがなんといっても残念でしたが、知っているつもりの事も探れば発見があったり、全然気付かないでいた事もあって大発見の一日でした。

知らないことを探っていくのは何て楽しいのでしょう!

皆さんと「にしがわ探検隊」的なノリで共に探り、発見のある楽しい授業をしていきたいです。

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