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2014.03.17 (月)

いい授業ってなんだろう

引き続きラボ長よりの問いを考えます。

今回は「にわ大において『いい授業』ってなんだろうか?」という問いについて考えてみたいです。

にわ大の授業は場所もテーマも進め方も特に決まりごとは明確に定めていません。時には多摩地域を飛び出していろいろな場所で、いろいろなテーマの授業が行われてきました。

過去に参加した授業をふりかえってみて、印象に残っている授業は何でしょうか?その授業のよかったところは何でしょうか?また、今後あったらいいなと思う授業は何でしょうか?

たとえば
・集まる人:興味、関心が自分に近い人たちが集まってよい仲間に出会えた。集まったメンバーで新しい活動を始めた。
・テーマ:参加したことで地域のことが好きになった、自分の関心の幅が広がった。
・進め方:はじめての人もうまく溶け込めるようなしかけがあった。
などなど。

との問いに対してじゅんパパが考えました。

印象に残っている授業は、
「パンでつながる、ゆるピクニック!」略して「パンピク」
http://www.tokyo-nishigawa.net/class/2010/11/post-4.html
「1日体験 〜にしがわで田舎くらし〜」
http://www.tokyo-nishigawa.net/class/2011/08/201108-01.html
印象に残っている理由としては、「参加者のはじける笑顔!」これにつきる!!!

集まった時は見ず知らずの人同士だったのに、授業が進む内に「先生」と「生徒」という関係性はなく、みんなが一緒にはじける笑顔となり、人見知りをするのを忘れるくらい,自然に"喜びを共有できる!"そんな状況を創り出すもの。

1)集まる人
・2つに共通している内容は、「アウトドア」と「食」が一緒に楽しめる企画だったこと。 その為か、"屋外に出て楽しみたい!"という意識の高い人たちが集まっていた。
・また、大勢で"好きな食事(パン・流しそうめん)"をともにする"というのは、このような「企画物」でなければ、なかなか体験できない。

2)テーマ
・屋外で楽しくすごすアイテムとしての「食」の使い方。またそれを通して、にしがわの「初めての場所探し」や「居心地感」を体験する楽しみを知った。

3)進め方
・初めに、"楽しみ方"や"作業の仕方"のレクチャーをするが、あとは参加者の自主性に任せた。
・コーデとスタッフが準備段階から集まり、一緒に授業づくりを進めていた。

4)生まれたもの
・「パンピク」では、参加者同士がメルアドを交換しあって自分たちでメーリングリストを作り、その後は自分たちでパンピクを企画して行動するようになった。
・「田舎くらし」では、山での活動が好きな人は、その時に関わった地元NPO活動に参加するようになり、授業後もそこでの地域活動に参加するようになった。
・また、「にわ大山荘」がこの時に誕生。

オイラにとっての『いい授業』・・・
参加者自身にとって、「居心地のいい場所」や「新たな生きがい」や
「気の合う仲間」と出会い、そして"楽しくつながる"事ができるようになり、その後の人生に"幸せな刺激"を創り出すキッカケとなるようなもの。

いや????
いざ、冷静に振り返ってみると、
自分で書いていて、「なるほど・・・」って、思ってしまった?♪

『いい授業』ってなんでしょう。
このテーマ、今後もラボ員よりレポートがありましたら都度アップしていきます。