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2010.10.12 (火)

開校しました〜!よっと

ようやく。。。ほんとようやく開校しました。
裏にわブログ編集長のあまのっちです。

産みの苦しみ。。。まさにこの言葉にぴったりなとってもとっても大変な開校式でした。
正直、開校できたのが不思議なくらいです。

裏にわブログではその辺の裏事情を晒しちゃいましょう!

許せっ!みんな!

【開校式までの四苦八苦】
当初会場候補は、実は昭和記念公園でした。
昭和記念公園は「にしがわミーティング」の際に利用させていただいている関係で、立地・利便性・施設と3拍子揃った会場でした。ですが、パルテノン多摩の水上特設ステージはステージ自体がすでにある。すぐ隣が公園。モノレールや京王線や小田急線が停まると利便性では立川に負けていましたが、なにせ施設使用料が無料という美味しい餌がぶら下がってたので、ぱくっと決めちゃった経緯があります。


そしてその後開校式で何をやるか?というメニューについて話し合っていましたが、「にしがわの先生100人呼ぼうよ!」という意見があり、「にしがわミーティング」で50人呼べたんだからいけるでしょ。というまったく根拠の無い後押しもあり、決まってしまいました。

ネーミング重視で行っちゃった感のある「にしがわ先生コレクション100」でしたが、しかし、これが。。。。後々とんでもトラブルになってくるのです。


この頃になるとサポートスタッフの皆さんも含めた「開校式プロジェクト」というのが結成されました。
みなさん自主的に先生を集め始めます。ようやく70人を超えたあたりから、減量中のボクサーの如く汗を絞り出すようになってきて、もう無理だよ〜という憶測もありつつ。でもパブリシティには出ちゃってるし、今更引っ込められないというジレンマとの戦いを強いられてきます。

一方、ガールズコレクションのように華やいだ雰囲気のオープニングがいいよね〜という意見で、オープニングを飾るパフォーマンス集団探しを始めたんですが、これが決まらない。担当した職員は当たったところにたらい回しにされて、冷や汗が出るような折衝になってきます。


そしてステージ以外では、にわカフェをやろう!という事になり多摩市を管轄する保健所に行って相談したところ、興業性が高いのでNG!というお答え。なんで興業性が高いって判断するんですか?入場無料のイベントですよ。と反論すると「じゃあその証拠を提出しなさい」と。。。がぜん反骨精神むき出しにして資料提出したら「うちでは判断できないので、都庁にお伺いしますので」と。。。すると、また公共性の高いお祭りならいいけど「イベント」だからだめだ!と言われ。。。反論したら「じゃあ証拠を提出しなさい」と、もうここまでくると意地ですね。
最後に「許可します」と連絡が来た時にはほっとしてしまいました。


そうしているうちにリビング多摩や新聞各紙に開校式の記事が掲載され、学生登録数がうなぎ上りになります。
この頃は盛り上がってました。

そのうちホームページで掲載する先生の情報集めが佳境を迎えるのですが、これが揃わない。

しかもこの頃からキャンセルが出たり、文字の修正が多発して、WEB担当者にもの凄い負担がのしかかってきます。
いや〜100人分の全プロフィールですから、とんでも無い量です。ほぼ毎日50件くらいのメールが飛び交い、メールが埋没する事件が多発します。

そして。。。開校式1週間前、にわカフェのメニューが出揃い、にしがわスープを「けんちん汁」と申請し、まかない食の予約をはじめ、にわカフェ班が活動的になってきます。パルテノンの備品のテーブルやイスを洗いにわざわざ出向いて、雨の中ごしごし白くなるまで汚れを取りずぶぬれになりながら運び、各家庭の炊飯器やホットプレートをかき集め、多摩エリア各地を飛び回って名産品を仕入れてきます。

一日に車で70km近くを走行して買い付けにあたってきました。

そして、同じくこの頃一番苦しくなったのが「にしがわ先生コレクション100」班です。
毎日変更する先生の出欠席、遅刻・早退の連絡。そして開校式後のミニ授業の有無の確認。緊急連絡先の確認や出席人数の変更など、もうグッチャグチャの中での調整でした。

そしてステージでは、当初2時間の開校式のスケジュールでしたが、全部出してみたらなんと3時間を超えるじゃないですか!!!
もう削るのに必死!おまけにファイナルの部分が決まってなくて、モヤモヤしながらの毎日が続いてて、胃がきりきり痛む日々が続きます。

また、広報・宣伝班はあらゆるメディアに広報宣伝活動をし、新聞雑誌各誌、情報紙などにリリースを投げ、取材対応におおわらわになります。同時にプロジェクトチーム全員でポスターやチラシを配布。Twitterやブログなどに投げかけ多くの生徒さんに来ていただこうと、活動しました。

一方、先生を紹介するプロフィールや授業内容を記載したパネル製作や装飾用の大型ポスターの製作。学生証や当日配布パンフの製作などクリエイティブ班は連日徹夜に近い勢いで製作をしていきます。

開校式数日前になると、誰もが「もうやるしかね〜」っと思っていたと思います。
変な時間のメールとか当たり前で、テンションが変でした。


【そして開校式】
当日、事前に小雨が降ると分かっていましたが、誰もがステージで開催したいという意欲を持っていました。
しかし、雨に弱い音響機材や濡れたステージでパフォーマンスしたり、先生を歩かせるのは危険だと判断しました。
ここで「中止」という判断もあったのかもしれません。

でもプロジェクトチームの誰もが「やりたい!」という顔をしていました。
数人の先生から「開校式するの?」と携帯も鳴ってます。
そこで、当初「先コレ100」に出演していただく先生の控室を会場にしよう!という苦渋の選択をしました。

しかし、元々先生の控室としてご用意していた部屋です。キャパシティも当然100人程度しか入りません。
こりゃあ苦情が出るな。と思いました。


急きょステージから変更して、会議室に仕様を変更です。装飾・にわカフェ・先コレ100・受付・ステージ進行すべてが全部変更になりました。特にステージ用に作られてるシナリオの書き換えはとんでもないことになりました。
もうこの辺では、何がどう動いてたのか私自身も記憶にありません。

気づいたら。。。始まってました。


●進行台本が真っ赤になるほど、直前に書き換えたシナリオをもとにDJの勝沼紀義さんが即興でしゃべってもらいました。もちろん演出や音響との擦り合わせなんてほとんどできなくて、ぶっつけ本番です。

●桜美林大学のパフォーマンス
これも会議室用に急きょプログラムを室内用に変更していただいたものです。

●先生コレクション100
でかいステージ用のタイムテーブルから小さい会議室用のタイムテーブルに変更したため、ナレーションが長くなりすぎで、急きょナレーターの末広響子さんに書き換えをお願いしました。
また100人の先生を渋滞なく送り出すには?というのを先コレ100班が苦慮しました。その結果先生には座って列ごとにあいさつしていただくことにしました。
そうしないと時間通りに進まなかったのです。でもそのせいで、多くのご参加いただいた方が立ち見を強いられることになりました。そして先生は2時間座りっぱなしを強いられました。ごめんなさい。
そして休む間も用意されていない、桜美林大学チア部の出番。。。申し訳ない!

●もしにしがわが100人の教室だったら
がっつり早口になりました。慌ただしくちゃんと聞けなかった人も多かったのではないでしょうか?

●ごあいさつ
待機する席がなく、仕方なくプレス席を待機場所に。しかし空調がもはや利いてないので窓を開けて対応したら上から雨が降ってきちゃいました。すいません!!!!

●音響
音を出して盛り上げたいけど、会議室なので大きな音を出せないジレンマの中、大勢の来場者に聞こえるように最大限の努力が続きます。

●誘導整理
溢れる来場者を整理するために、急きょ座布団を用意して対応したけど、元々100人キャパシティの部屋に430人もいるのだから、すでに飽和状態でしたができる限り皆さんにご協力いただいて詰め込みました。

●幻のファンファーレ
開校宣言の時に国立音楽大学金管バンドに生演奏していただく予定のオリジナルのファンファーレがお蔵入りに。。。
このまま幻で終わってしまうのか?作曲していただいた葛岡さん、練習してきた国音さんに申し訳ない。。。


本当にほんとうに色んな人に「ごめんなさい」を言わないといけない、そして大勢の人に感謝を申し上げたい開校式でした。

こうして、ようやく開校宣言ができました。
水上の白鳥のごとく、まさに水面の下ではどたばた三昧の産みの苦しみと苦闘の開校式でした。
たぶん終わった瞬間の私の写真がそのうち晒されるでしょう。。。

でも、でも!   開校しました〜〜〜!!!