2010.09.08 (水)
歴史の重み
皆さん、こんばんわ。
開校式もいよいよ佳境になってきました。
ネタバレで先生出席数約70%を突破しました。
開校式プロジェクトの皆さんには府中競馬場の馬のごとく、最終コーナーで自分にムチ打っていただいてます。
開校式まで残り30日強です。最後はみんなでゴールインしましょう!
んで開校式のデザインもできました。
↓こんなかんじ
お〜!これが東京にしがわの各地に貼られます。
みなさんご期待ください。
そうそう。今日西多摩で700年続いている旧家の本家の方にお会いしてきました。
多摩のお祭りのお話しや、農家の変遷。そしてそれぞれの時代に生きた多摩の人たちの事を聞いてきました。
一応、東京にしがわ大学のこともさりげなくお話しつつ。
私もこれでも多摩っこなので、じいちゃんやばあちゃんから多摩の古い歴史を聞いて育ってきたんですけど、格が違うというか、鎌倉時代の古文書とか今でも普通に屋根裏や納屋から出てくるらしいです。
なんでも多摩の人たちは昔から「熱い」人たちが集まる土地なんだそうです。
たとえば鎌倉時代後期に新田義貞の軍勢と鎌倉幕府との間に、分倍河原の合戦というのがありましたが、諸説ありますが分倍河原の地にのべ30万人もの人が集まって、合戦を繰り広げました。
この時も多摩から多くの武者が参戦し、ある武将は打ち取られ、ある武将は勝ちどきをあげたそうです。
また八王子という土地は、元来関東平野の守りの要として、武者の中でも精鋭が置かれる場所であったり、明治時代には公民権運動の一番激しかった場所でもあったそうです。
そんな場所に生まれ育った人たちにはある特定のアイデンティティがあるといいます。
それが多摩弁です。
正直お話し聞いてて、話の内容がわかっちゃう。それで向こうもエスカレートしてフランクに多摩弁使ってくるので、一緒に行った人は????な。
久しぶりに通訳の辛さ分かりました。
調べてみると多摩弁は東京西部の独特の方言で、多摩エリアでしか使われない言葉もあるそうです。
私もよく多摩弁を無意識に使うことがあります。「じゃん」や「じゃんねー」は特に多いかも。。。
多摩地域の方言という紹介がありましたのでリンクしておきます。
言葉とはその土地を表す明快なアイデンテティなのかもしれません。
でも言葉だけでなく、東京にしがわ大学の開校式で、今までにない新しいアイデンテティを生み出すことができたら素敵ですね。