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誰もが無料でうけられる授業。興味、関心のおもむくままに気軽に参加できるのがうれしい。 授業に参加することで、知らなかった人、知らなかったこと、知らなかった場所に出会える。そんな喜びがあるはずです。
これまでの授業レポート
2016年11月 3日 (木)
結婚式で昭和へタイムスリップ(小平市)
- 日時
- 2016年11月3日(木・祝)10:00 - 12:45
- 教室
- 小平ふるさと村 旧神山家住宅主屋
- 所在地
- 東京都小平市美園町1-8-5(マップ)
- 定員
- 20名(抽選、締め切り10月25日)
- 授業料
- 無料(ただし、飲食費として2,000円)
- 企画協力・主催
- 公益財団法人 小平市文化振興財団
- 協力団体
- 謡曲 松風会
小平市鈴木ばやし保存会
小平郷土研究会
武蔵野手打ちうどん保存普及会 - 協力者
- 男澤 暢亮
- 授業コーディネータ
- 保坂 美紀、清水 祥子
■授業レポート
小平地域の結婚式は、昭和三十年代までは自宅で行われることが一般的でした。
そんな、昭和三十年代の自宅で行われていた結婚式を「小平ふるさと村」で再現する企画に、東京にしがわ大学学生が仲人や親族に扮して、参列してきました。
つまり「結婚式で昭和へタイムスリップ」です。
「開式」相伴等(司会)と仲人四人を挟み、両家は向かい合って座ります。
「三三九度の盃」この後、花嫁の仲人から花婿の両親に「嫁をよろしく」とあいさつをし、宴席が始まります。
「鈴木ばやし」江戸時代から伝わる郷土芸能であり、式が大変盛り上がります。今でいう余興の意味合いです。
「小平糧うどん」宴席の本膳として、つるつるかめかめの縁起を担いで振舞われます。
式を終えて。
不思議なことに、式の途中から参列者は本当の親族のようで花嫁花婿をお祝いする暖かい雰囲気になりました。
私がこの先、結婚式へ参列する時があれば、今回の授業で学んだ結婚式本来の意味や習わしを思い出すことでしょう。
雲一つない秋晴れの空の下、とても良い結婚式(授業)でした。
レポート|保坂美紀
■テーマ
昭和の結婚式から、地域の歴史や文化を知る
■対象者
・歴史や文化に興味がある人
・昭和時代の参列者になりきりたい人
・仲人役(演技)をしてみたい人
■授業について
小平市で市内の歴史ある建物を文化遺産として後世に残すために開村した「小平ふるさと村」。
園内は、開拓当初の復元住居や市の指定文化財に指定された4つの建築物が配置され、玉川上水開通後に開拓により開かれた地域の歴史を体感できる場所となっています。
ここでは毎年、11月3日文化の日に昭和30年代に小平市域の民家で行われていた結婚式を再現するイベント「小平ふるさと村 昭和の結婚式」を行っています。
挙式の会場は、市の指定文化財である「旧神山家住宅主屋」。
かつて、自宅で実際に結婚式を行った人たちからの聞き取りをもとに再現した結婚式は、地元のちょっと昔の暮らしを体験するにはもってこいの催しです。
例年は本物の挙式者を募って行いますが、今年の新郎新婦は、実際のカップルではなく、KIFA(小平市国際交流協会)の呼びかけにより日本の伝統文化に触れたいと立候補した外国人のお二人。
そして参列者は、なんと、「東京にしがわ大学」の学生から募ります!
せっかくなので、昭和時代にタイムスリップしたような服装で、参列者になりきって「ちょっと昔の結婚式」を楽しみましょう。
もしもあなたが演技派ならば、仲人役にもチャレンジできます!
本物の結婚式があると、そもそも実現しない授業です。
みなさん、ぜひ、ご参加下さい!
■授業の流れ
- 10:00
- 会場集合
自己紹介 - 10:10
- 花嫁行列
- 10:30
- 火またぎの儀
- 10:35
- 開式
- 10:40
- 桜湯
- 10:55
- 固めの盃
- 11:05
- 三三九度の儀
- 11:12
- 披露宴(宴会)
- 12:05
- お開き
- 12:10
- 記念撮影
授業の振り返りと共有 - 12:45
- 終了
■持ち物
特になし
■定員・締切
20名(抽選、締め切り10月25日)
■注意事項
※申し込み、参加はご本人様に限ります。
※昭和の結婚式をイメージした服装でお越しください。
※仲人役をご希望の方は、コメントにその旨をお書きください。事前に一度、打ち合わせがあります。
※昼食を事前に注文するためキャンセルは出来かねますので、ご注意ください。
※学生登録してからお申し込みください。
※最近HotmailやGmail等のフリーメールからお申込みいただいた方で参加のお知らせをお送りすると「迷惑メール」フォルダに自動的に入ってしまい、気づかずにご参加いただけなかった方が増えています。本授業をフリーのメールアドレスからお申し込みいただいた方はご注意ください。
■問合せ先
050-3703-1128(事務局)
※お電話でのお申し込みはできません。
※会場の所在地および授業概要につきましては、東京にしがわ大学までお尋ねください。
協力者プロフィール:
男澤 暢亮(公益財団法人 小平市文化振興財団 事業課 ふるさと村担当係長)
平成 7年10月小平市役所に就職。
平成28年4月から期限付きの派遣として、公益財団法人小平市文化振興財団で従事。
同財団で事業課ふるさと村担当係長として「小平ふるさと村」の管理運営を担当。
生まれも、育ちも、学校も、就職も、全て多摩地域。
人生の大半を東京の「にしがわ」で済ませてしまいました。(笑)
この愛すべき地元を、ちょっとでも楽しく、居心地の良い場所にするお手伝いができたらいいなと思っています。