05 授業に参加
誰もが無料でうけられる授業。興味、関心のおもむくままに気軽に参加できるのがうれしい。 授業に参加することで、知らなかった人、知らなかったこと、知らなかった場所に出会える。そんな喜びがあるはずです。
これまでの授業レポート
2016年10月30日 (日)
殿ヶ谷分水(立川市)
- 日時
- 2016年10月30日(日)13:00 - 16:30
- 教室
- 立川市
- 所在地
- 立川市西砂町(マップ)
- 定員
- 10名(抽選:10月16日)
- 授業料
- 無料
- 先生
- 宮崎 光一
- 授業コーディネータ
- 松井 信雄
■授業レポート
・参加者 10人
・天候曇り(少し肌寒かった)
実行スケジュール
13:00-13:20 拝島駅集合、授業概要説明・趣旨説明・各自挨拶自己紹介・東京にしがわ大学の学長交代について説明
13:20-13:30 取水口から分水跡地の緑道へ。福生市・昭島市・立川市の三市境見学後、神明社へ。参加者の瀧山さんより神明社について解説をうける。
13:30-14:00 分水跡地を進み五日市街道横断。阿豆佐味天神社の殿ヶ谷分水の碑を見学
14:30-15:40 宮崎光一宅にて、砂川地区で使用した民具などの展示を見学、その後殿ヶ谷分水やむかしの地域の様子についてお話をうかがう。
15:40-16:50 分水跡地を進む。途中唯一分水跡地の開渠部分を見学。予定より20分遅れでゴールの残堀川合流地点へ到達。その後西武拝島線武蔵砂川駅で解散。
注意を感じた点
・分水跡地は遊歩道となっていて歩きやすかったが、人の少ないない場所も多く歩く時間帯など気を付けたいと思った。
・玉林寺付近から先の分水跡地は、五日市街道沿いの歩道となっているため、自動車の交通量が多く話声がが聞き取りづらかった。
・歩道の巾が狭いため、自転車や他の歩行者の交通の妨げにならないように、気を付けながら授業を行った。
・個人のお宅にうかがい、お茶などいただく場合の参加人数は最大でも10名程度が最適だと感じた。
先生について
・宮崎光一さんより、お茶やかぼちゃの煮物をいただいた。途中から奥さまからもたくさんの昔のお話をいただき、和気あいあいと言った感じで楽しかった。
・お話が楽しく時間が経つのが早く感じた。参加された方々も、もっとたくさんお話をお聞きしたい様子であった。
・事前の打ち合わせ以上に、たくさんの楽しいお話をいただくことができた。
■テーマ
玉川上水により開墾され、江戸時代は典型的な農村地域であったにしがわ地域、近代になり都市部のベットタウン化する中で、埋もれてしまった過去の遺構や文化を自分の足と土地の方のお話により再確認し、この地域への興味を深める。
■対象者
・立川の歴史や農村生活に興味のある方
・玉川上水に興味のある方
■授業について
立川市西砂町、江戸時代この地域の新田開発に大きな役割を果たした殿ヶ谷分水と呼ばれる玉川上水からの取水路があった。
しかし戦後の井戸の普及や水道整備により、使われることもなくなり、やがて埋め立てられ人々から忘れ去られてしまった。
その分水の遺構を徒歩で確認し、途中立川市民俗の会宮崎光一さんのお宅に立ち寄り、分水の歴史や思い出をお聞きすると共に、保存されている農村の品々を見学する。
全体で4.5キロのほどの行程。
JR線もしくは西武拝島線拝島駅北口階段上集合。
各自自己紹介と挨拶の後、徒歩で玉川上水の殿ヶ谷分水取水口へ向かう。
その後分水跡地の遊歩道を歩いて西砂町に入り、立川民俗の会の宮崎光一さんのお宅にむかう。
■授業の流れ
- 13:00
- JR線もしくは西武拝島線拝島駅北口階段上集合
- 13:15
- 挨拶、自己紹介、資料配布、概要説明
- 13:30
- 殿ヶ谷分水取水口から分水遺構へ
- 14:30
- 宮崎 光一 宅
- 15:30
- お話と昔の農具などの見学・終了 お礼 あいさつ
- 15:45
- 水車跡
- 16:30
- 殿ヶ谷分取終点(残堀川合流地点)・西武拝島線武蔵砂川駅へ移動後解散
■持ち物
帽子、雨具、財布、カメラなど。
■定員・締切
10名(抽選:10月16日)
■注意事項
※一般道を歩くため一部道が狭くなっている場合があります、歩行の際はご注意ください。また、一部は住宅街内を歩きます、大きな声での会話など住人の方の迷惑にならないようご注意願います。
※学生登録してからお申し込みください。
※最近HotmailやGmail等のフリーメールからお申込みいただいた方で参加のお知らせをお送りすると「迷惑メール」フォルダに自動的に入ってしまい、気づかずにご参加いただけなかった方が増えています。本授業をフリーのメールアドレスからお申し込みいただいた方はご注意ください。
先生プロフィール:
宮崎 光一(立川市民俗の会)
立川市西砂町に住まい、この地域の農村部に伝わる歴史や文化を伝承する活動をおこなっている。
昭和初期におこなわれていた結婚式を再現する取り組みの座長なども務める。