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誰もが無料でうけられる授業。興味、関心のおもむくままに気軽に参加できるのがうれしい。 授業に参加することで、知らなかった人、知らなかったこと、知らなかった場所に出会える。そんな喜びがあるはずです。

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2015年2月 8日 (日)
くにたち桜でマイ箸づくり(国立市)

日時
2015年2月8日(日)13:30〜18:30
教室
Chika-ba[ちかば]
所在地
国立市富士見台1-17-25 V.I.Pビル 地下1階
JR南武線「谷保駅」北口を出て、線路沿いに東へ徒歩2分
定員
10名(抽選:2月6日(金)締切)
授業料
無料(但し、材料費・食事代として2,800円、小学生1,500円)
協力
くにたちさくら組
おへそキッチン
先生
和久 紗枝
小池 幸男
福井 千恵子
授業コーディネーター
西川 義信

【授業レポート】

※授業の様子はFBアルバムにてご覧いただけます

13時30分。
谷保の近くの地下にある、ものづくりコミュニティースペース「CHika-ba[ちかば]」に、参加者の皆さんが集まりました。

市民の皆さんに愛された国立市の桜も老朽化が進んでいます。
残すことも難しく伐採が必要だと聞き、この愛された桜の樹をいかすことはできないだろうかと、有志で結成されたのが「くにたちさくら組」です。
まずは、代表の和久先生から、くにたちの桜並木の思い出と歴史のお話を伺いました。
この待ちを彩り続けたさくらに、敬意を払いつつも、現実を受け止めなくてはなりません。

そして、箸づくりを指導してくださる小池先生から、木材としてのさくらのお話しをいただきました。
「虫に喰われたり、アスファルトの照り返しで焼けたり。木材としては使えないところが多いけど、一所懸命に生きた様がわかります」
先生の身振り手振りの桜の一生の説明のあと、各々お箸をつくりました。
美味しいコーヒーをいただきながら、せっせと磨いて、焼きゴテで模様を書いたり、端材で箸置きやアクセサリーなどもつくりました。

製作が終わり、自分たちでつくったお箸で食事です。
お蕎麦、五目豆、お豆腐、くにたち野菜のピクルス、くにたち桜チップのベーコン、ラム酒漬け干し柿のホワイトチョコ仕上げ。
くにたち食材の手づくりご飯をいただきました。
みなさん、お箸は上手に使えたでしょうか。

街路樹でしかも老朽化してしまった桜。
扱いも大変だけれども、なんとか木材としていかし、これからもみんなに愛でて欲しいとの気持ちから、くにたちさくら組はこれからも活動を続けていきます。

レポート:西川義信
撮影:山岡俊秀

■テーマ
・国立市と桜の歴史
・伐採された桜の使い道

■対象者
・桜が好きな人
・国立市と桜の関係が気になる人
・伐採された桜がどのように使われるのか知りたい人
・自分でつくるのことが好きな人

■授業について
枯れ木に花は咲きません、けれども夢を咲かせましょう。

老朽化により伐採された、国立市の桜。
大学通りやさくら通りなど、市民のみんなに愛された桜も樹齢80年を迎え、ひとつの役割を終えようとしています。

だけど、木材としていかし、これからもみんなに愛でて欲しい。
そんな想いで、「くにたちさくら組」が製材し大切に保管している桜の樹をつかってお箸をつくります。
くにたちと桜のこと、伐採された桜の使い道など、その取り組みやこれからのことの話しを伺います。
授業では、桜が硬いことや時間の都合で、刃物はつかいません。
時間に余裕がある人は、箸置きもつくりましょう。



そして早速、自分でつくったお箸を使ってみましょう。
くにたちのお野菜たっぷりの食事を、みんなでいただきます。
料理は、くにたちの野菜をつかってピクルスやジャムをつくっている「おへそキッチン」が担当。
くにたちの、小さな三姉妹をもつおかあさんが立ち上げたおへそキッチン。
「おかあさん」だけど、「わたし」でいたい。そんな女性たちが集まって、平日の昼間、楽しく商品づくりをしています。

小学生以上の親子参加も歓迎です。
申し込みのコメントにお子様の人数もご記入ください。


■授業の流れ
13:15
受付開始
13:30
授業開始、自己紹介
13:45
くにたちさくら組の取り組みについてお話しを聞きます
14:15
マイ箸制作開始
途中、本格ドリップのコーヒーブレイク
17:15
料理とマイ箸で記念撮影
マイ箸で、くにたち野菜料理を食べよう
18:30
授業終了

■持ち物
軍手などの手袋
お箸を持ち帰る容器

■定員・締切
10人(抽選) 締切 2月6日(金)

■注意事項
※学生登録してからお申し込みください。
※最近HotmailやGmail等のフリーメールからお申込みいただいた方で参加のお知らせをお送りすると「迷惑メール」フォルダに自動的に入ってしまい、気づかずにご参加いただけなかった方が増えています。本授業をフリーのメールアドレスからお申し込みいただいた方はご注意ください。

先生プロフィール:
和久 紗枝 (くにたちさくら組 代表)

1981年、東京生まれ。多摩美術大学環境デザイン学科卒業。ジュエリーメーカー商品企画部勤務を経て、三宅一生デザイン文化財団にて、デザイン施設の立ち上げ及び展覧会の企画業務に携わる。2009年より、WAKUWORKS 一級建築士事務所勤務。2014年「くにたちさくら組」始動。現在に至る。

小池 幸男

ソニーにて海外勤務通算25年、アジア10ヶ国。65歳でリタイヤ。趣味はカヌー、木工、歌、ギター。3人の娘は遠方に嫁ぎ、孫が6人(内4人はアメリカ籍)。国立市にて家内とリタイヤライフを楽しんでいます。海外から見た日本の素晴らしさを少しでも多くの方に伝えたい。

福井 千恵子(イラストレーター

大阪府生まれ。京都精華大学美術学部卒業。その後、大阪のデザイン会社にてイラストレーター兼営業として3年間勤務。2005年に上京。築地パレットクラブイラストコースを受講する。2006年よりフリーイラストレーター活動開始。仕事の傍らものづくりに取り組み、現在は木工と野菜作りに夢中。

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