05 授業に参加
トップ > 授業に参加 > 【女性限定】花火大会に浴衣で行こう! (府中市)
誰もが無料でうけられる授業。興味、関心のおもむくままに気軽に参加できるのがうれしい。 授業に参加することで、知らなかった人、知らなかったこと、知らなかった場所に出会える。そんな喜びがあるはずです。
これまでの授業レポート
2014年8月23日 (土)
【女性限定】花火大会に浴衣で行こう! (府中市)
- 日時
- 2014年8月23日(土)14:00〜17:00
- 教室
- 府中市西府文化センター
- 定員
- 15名(抽選)
- 授業料
- 無料(参加実費1000円:帯浴衣クリーニング代として)
- 先生
- 大熊 真奈美
- 協力
- 和文化研究会倶々楽
- 授業コーディネーター
- 天野 洋嗣
■授業レポート
・当日の様子
薄曇りの土曜日、今にも雨が降り出しそうなお天気でしたが
そんなお天気に反してとても華やかな女性たちが西府文化センターに集まりました。
浴衣の着付けを指導くださったのは、大熊先生を始めとする「和文化研究会倶々楽(くぐら)」のみなさん。
街を歩いていて目にする着物姿の方とは一線を画した着こなしで勢ぞろいされた姿は圧巻でした。
当日は先生以外に3名の方にサポートいただき、授業に参加の方はほぼマンツーマンでご指導いただけるという非常にラッキーな時間となりました。
参加者の方は親娘参加の方が2組、お1人での参加が2名。
娘に綺麗に着せたいというお母様や、暫く着ていないのでまた着てみたいという方、不器用なのでなんとか着こなしをマスターしたい思っている方などがいらっしゃいました。
皆さん倶々楽の方たちを前に若干緊張気味。。。
本当にこんな風に着こなせるだろうかと不安な表情がうかがえました。
まずは1人見本となる方を先生が実践で説明しながらの着付け。
その様子をじっくり観察しながら自分のイメージをふくらませていきます。
■浴衣について
もともと浴衣は湯上りのバスローブの役割であったため「素肌に着る→色っぽい」という印象が強い。
そのような浴衣を、外出着としていかにオシャレに着るかということで一番大切なのは「補正」である。
艶めかしくなくオシャレに着るためには立体の身体を平面にして着ることが必要。
(反して洋服は立体裁断)
■着こなし実践
★下着
浴衣の中に着るインナー(浴衣ランジェリー)は背中が大きくくれているものを選んだほうが着こなしやすい。帯に胸がのると老けた印象になるため、胸をつぶすことが大事。
とにかく身体を平面にするため、下着はワイヤーの入ってないものを選びスポーツブラなどをつけると良い。
また、胸・腰・下腹を3枚のタオルを使って身体にまいて凹凸をうめていくことが大切。
ヒモは身体に近いほど緩く、身体から遠いほどきつく締めると綺麗に着こなせる。
★いざ浴衣を着てみる
背中心をきちんと真ん中に合わせることが大切。目安としてはエリのつけどまりが自分の中心に合うようにする。
裾から位置を決める。くるぶしが隠れるくらいがベスト。
くるぶしが見えると幼くなってしまう。
エリの抜き方は軽く握りこぶし程度。
髪にボリュームがあるからこそ抜けてるのが美しい。
正面から見た襟元は、あきすぎているのは品が無くなるので適度に詰まっているのが美しい。
舞妓さんも、着付けそのものは人に頼んでも襟の抜き方だけは自分で拘るとのこと。
自分の顔うつりが一番良い形を作るのだとか。
帯のアレンジはチュールを重ねたり、様々な結び方やアクセサリーで楽しめる。
お話を聞いた後はいざ実践。各自持参された浴衣を、アドバイスのもと着こなしていきました。
何度も帯の結び方を練習したり、鏡で立ち姿を見ながら着付けていく中、皆さんの表情が急にいい笑顔に変わっていきました。
また綺麗な浴衣の柄もあいまって、雰囲気が一気に華やいでいきました。
■講習を終えて
感想タイムでは「思っていたよりも、いざ実際に着てみたらなんとかなる」「身が引き締まる思いがした」「着物が大好きだけどなかなか着る機会が無かった。
今日をきっかけにもっと着てみたい」などの声がありました。
個人の感想としては、とにかく浴衣を着る過程で着こなした時の皆さんの表情がとても綺麗だったのが印象的でした。
やはり日本人の女性として生まれて、浴衣や着物を着る楽しみを味わえないのは勿体ないですね。
なかなか着るまでが億劫なところもありますが、着付けについてはなんと「体育会系」という表現が合うそうです。
何度も繰り返し着付けの流れを体験していくうちに自然と着方が身につくそうです。まずは躊躇せずどんどん着てみることが大事だと思いました。
倶々楽さんでは「着物を着て出かける」という楽しみを実践されてるそうです。
いざ着物を着たのに出かけるところが無いのは確かにつまらないですよね。
浴衣を着て花火や夏祭りに出かけたり、ちょっと着物を着て美味しいものを食べに行ったり気軽に和装ができるようになったら本当に楽しいと思います。
着物を着て出かけることに慣れたあかつきには「オシャレに困った時は着物を着る」という境地に達するそうです。
着物を着ていると心なしか周りの人たちが優しくしてくれるとのこと・・・。
流行に流されない不変のオシャレがそこにはありました!
レポート|川村真弓
・当日の様子
薄曇りの土曜日、今にも雨が降り出しそうなお天気でしたが
そんなお天気に反してとても華やかな女性たちが西府文化センターに集まりました。
浴衣の着付けを指導くださったのは、大熊先生を始めとする「和文化研究会倶々楽(くぐら)」のみなさん。
街を歩いていて目にする着物姿の方とは一線を画した着こなしで勢ぞろいされた姿は圧巻でした。
当日は先生以外に3名の方にサポートいただき、授業に参加の方はほぼマンツーマンでご指導いただけるという非常にラッキーな時間となりました。
参加者の方は親娘参加の方が2組、お1人での参加が2名。
娘に綺麗に着せたいというお母様や、暫く着ていないのでまた着てみたいという方、不器用なのでなんとか着こなしをマスターしたい思っている方などがいらっしゃいました。
皆さん倶々楽の方たちを前に若干緊張気味。。。
本当にこんな風に着こなせるだろうかと不安な表情がうかがえました。
まずは1人見本となる方を先生が実践で説明しながらの着付け。
その様子をじっくり観察しながら自分のイメージをふくらませていきます。
■浴衣について
もともと浴衣は湯上りのバスローブの役割であったため「素肌に着る→色っぽい」という印象が強い。
そのような浴衣を、外出着としていかにオシャレに着るかということで一番大切なのは「補正」である。
艶めかしくなくオシャレに着るためには立体の身体を平面にして着ることが必要。
(反して洋服は立体裁断)
■着こなし実践
★下着
浴衣の中に着るインナー(浴衣ランジェリー)は背中が大きくくれているものを選んだほうが着こなしやすい。帯に胸がのると老けた印象になるため、胸をつぶすことが大事。
とにかく身体を平面にするため、下着はワイヤーの入ってないものを選びスポーツブラなどをつけると良い。
また、胸・腰・下腹を3枚のタオルを使って身体にまいて凹凸をうめていくことが大切。
ヒモは身体に近いほど緩く、身体から遠いほどきつく締めると綺麗に着こなせる。
★いざ浴衣を着てみる
背中心をきちんと真ん中に合わせることが大切。目安としてはエリのつけどまりが自分の中心に合うようにする。
裾から位置を決める。くるぶしが隠れるくらいがベスト。
くるぶしが見えると幼くなってしまう。
エリの抜き方は軽く握りこぶし程度。
髪にボリュームがあるからこそ抜けてるのが美しい。
正面から見た襟元は、あきすぎているのは品が無くなるので適度に詰まっているのが美しい。
舞妓さんも、着付けそのものは人に頼んでも襟の抜き方だけは自分で拘るとのこと。
自分の顔うつりが一番良い形を作るのだとか。
帯のアレンジはチュールを重ねたり、様々な結び方やアクセサリーで楽しめる。
お話を聞いた後はいざ実践。各自持参された浴衣を、アドバイスのもと着こなしていきました。
何度も帯の結び方を練習したり、鏡で立ち姿を見ながら着付けていく中、皆さんの表情が急にいい笑顔に変わっていきました。
また綺麗な浴衣の柄もあいまって、雰囲気が一気に華やいでいきました。
■講習を終えて
感想タイムでは「思っていたよりも、いざ実際に着てみたらなんとかなる」「身が引き締まる思いがした」「着物が大好きだけどなかなか着る機会が無かった。
今日をきっかけにもっと着てみたい」などの声がありました。
個人の感想としては、とにかく浴衣を着る過程で着こなした時の皆さんの表情がとても綺麗だったのが印象的でした。
やはり日本人の女性として生まれて、浴衣や着物を着る楽しみを味わえないのは勿体ないですね。
なかなか着るまでが億劫なところもありますが、着付けについてはなんと「体育会系」という表現が合うそうです。
何度も繰り返し着付けの流れを体験していくうちに自然と着方が身につくそうです。まずは躊躇せずどんどん着てみることが大事だと思いました。
倶々楽さんでは「着物を着て出かける」という楽しみを実践されてるそうです。
いざ着物を着たのに出かけるところが無いのは確かにつまらないですよね。
浴衣を着て花火や夏祭りに出かけたり、ちょっと着物を着て美味しいものを食べに行ったり気軽に和装ができるようになったら本当に楽しいと思います。
着物を着て出かけることに慣れたあかつきには「オシャレに困った時は着物を着る」という境地に達するそうです。
着物を着ていると心なしか周りの人たちが優しくしてくれるとのこと・・・。
流行に流されない不変のオシャレがそこにはありました!
レポート|川村真弓
■テーマ
浴衣の着付けを学ぶ。帯の結び方を学ぶ。花火見物をみんなでする。
■対象者
・浴衣を自分で着てみたい人。
・素敵な帯の結び方を学びたい人。
・浴衣を着て花火見物をしたい人。
■授業について
・ 浴衣について
浴衣ってどういうもの?...浴衣の歴史や素材、種類
・ 帯について
着物としての入門編としては、楽しく手軽。帯結びも簡単に覚えられ、アレンジも豊富
・ 花結びについて
・ 着付け
どうすれば、綺麗に見えるか...補正の仕方や着方のちょっとしたコツ
・ 講評
- 13:30
- 集合 受付開始
- 14:00
- 授業開始
・自己紹介&にわ大説明
・浴衣について
・着付け
・講評
・感想
- 17:00
- 記念撮影、アンケート
8月24日(日)調布花火大会で浴衣で花火をみましょう。
■持ち物
ご自身で浴衣・帯をお持ちの方はご持参ください。
■定員・締切
15名(抽選)
■注意事項
※学生登録してからお申し込みください。
※最近HotmailやGmail等のフリーメールからお申込みいただいた方で参加のお知らせをお送りすると「迷惑メール」フォルダに自動的に入ってしまい、気づかずにご参加いただけなかった方が増えています。本授業をフリーのメールアドレスからお申し込みいただいた方はご注意ください。
先生プロフィール:
大熊真奈美(和文化研究会倶々楽 講師)
装道礼法きもの学院講師 茶道講師 書道講師。
着物の素材等、和文化に精通。
15年前より、倶々楽の講師に。
会員と共に電機通信大学日本文化講座等、日本文化の講座を行っている。
また、倶々楽の活動として府中市クールエコの集い浴衣ショーや、フランスでの和文化のショーの指導、演出も手がけている。