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誰もが無料でうけられる授業。興味、関心のおもむくままに気軽に参加できるのがうれしい。 授業に参加することで、知らなかった人、知らなかったこと、知らなかった場所に出会える。そんな喜びがあるはずです。

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2014年4月26日 (土)
日本茶入門 〜あなたの「好き」を淹れてみましょう〜(八王子市)

日時
2014年04月26日(土)14:00〜16:00
教室
升階茶寮(八王子市) 現地集合
所在地
東京都八王子市寺町29-12 メゾン・ド・ミリオン202 マップ
JR八王子駅南口より徒歩10分
定員
6名(締切4月10日)
授業料
無料(但し、茶葉代・茶菓子代として2,000円)
先生
升階茶寮 店主 山本哲也
授業コーディネーター
保坂三仁 木内康浩 柳武佑輔 橋場美紀

【授業レポート】

八王子駅南口を出て、ひたすら右へ約10分、螺旋階段をぐるりと上がった2階に教室である「升階茶寮」はあります。 今回の授業は【日本茶入門】。 日本茶って日常的に飲んでいるのに意外と知らないことが多くて。 上手な淹れ方とか、茶葉の種類による味の違いとか、そんなことを学びたいと思い久しぶりに大学生になってみました。 受付を済ませテーブルへ向かうとそこには、それぞれ違う急須と湯のみがセットされています。好みの急須と湯のみの席を選んで座ってもらいます。こういう席選びっておもしろい!

まずは自己紹介から。 山本さん、今回の授業の先生です。日本茶と中国茶と猫が好きとのこと。ビシッとスーツ姿、かっこいいですね。 生徒は山さん、みっちゃん、ヨッシー、かをさん、リッチャン、と私の6人。 「友達の淹れてくれるお茶がおいしいのよー」と言う声が。確かに。人に淹れてもらうお茶っておいしいですよね、なぜだろう?

1時間目。 最初は山本さんに淹れてもらいます。 まずは東京瑞穂の深蒸し茶、にしがわのお茶です。 一煎目「あーおいしい、こんなお茶を自分で淹れられるようになりたい」。二煎目、三煎目「驚きです!三煎目でも一煎目と変わらずおいしいのだから」。 次は八女の玉露です。 一煎目「あ、甘い、そしてまろやか」。二煎目「甘みがすくなくなりすっきり」。三煎目「よりすっきりして香りが立っている」。 先ほどのお茶よりも味に違いがあるように感じます。

さあ、ここからは私達、生徒もお茶を淹れてゆきます。 まずは、深蒸し茶。 直接お湯を茶葉に当てないことと、お湯の温度がポイント。 私が飲むお茶、向かいに座っているリッチャンに飲んでもらうお茶、そしてにしがわ大学のスタッフさんに試飲してもらうお茶と、おもてなしの心で丁寧に淹れてみました。 リッチャンとスタッフさんにおいしいと言ってもらえてホッとします。 リッチャンに淹れてもらったお茶、すごくおいしい。こちらのお茶はみたらし団子がとても合うとのこと、私だったらたい焼きかな。。

そして次に玉露。今回も私達で淹れてゆきます。 茶葉が大きいので少し多めに茶葉を急須へ。一煎目、上手に淹れられて満足。 二煎目、失敗。茶葉がふくらんでいるのにお湯が少なかったかも、、、三煎目、失敗を活かし成功!リッチャンのお茶は安定しておいしかったです。 八女の玉露はかなり好みのお茶でした。 上品な生菓子に合うとのことですが、私だったらお茶だけをじっくり味わいたいとも思いました。

気付いたら時間があっという間に過ぎています。

2時間目。 釜炒り茶とおまんじゅうを頂きながらティータイムです。 今回のべにふうきという釜炒り茶は本来紅茶用のお茶でメチル化カテキンが多く含まれているとのこと。 花粉症の症状に効くのだとか、ただし1〜2時間です。 お茶の保存方法も聞きました。空気にふれないようにし、湿気とにおいの少ない所に保存すると良いとのこと。 それから、山本さんが今までで一番おいしかったお茶は、静7132=まちこ、さくらもちのような香りがするそうです!!

そんなことをおしゃべりしていたら、またまたあっという間に時間か、、、 こちらのお店には店内にアンティーク時計が4〜5個あるのにも関わらず、何故だか時間を忘れてしまいます。お茶でリラックスしているせいでしょうか?!

最後に「にわだいー」と記念撮影をして授業終了です。おいしく勉強できて楽しかったですね!

今回授業を受けて私が思ったことは、「お茶はこう淹れなきゃいけない」という物では無いということ。 基本の淹れ方(茶葉によるおいしい淹れ方)を知ったうえで、あとは自分の好みや気分でアレンジするんです。 たとえば、今日は落ち込んでいるからスッキリ香り良く淹れようとか、今日はお友達がクッキーを持ってきてくれたから合わせてみようとか。 お茶があるから、もっとリラックスした時間を過ごせる。そんなお茶を淹れられるようになりたい!と思いました。

あなたは自分がおいしいと思えるお茶を淹れられてますか?

(レポート:橋場美紀)



■テーマ
あなた自身の日本茶の好みを発見し、それに合わせた日本茶の淹れ方を学ぶ

■対象者
日本茶についてあまり知らないけど、もっと美味しく淹れたい方
新年度からの暮らしで、日本茶を淹れる機会が増えそうな方
新茶の季節が待ち遠しい方

■授業について
日本茶を淹れてみましょうか。
どんなことを気にしながら、淹れているでしょうか?
茶葉の種類、お湯の温度、急須の形状、湯のみの大きさ...

ここでちょっと、手を止めてみて考えてください。
今、淹れるお茶にどんな味を期待していますか。
自分で飲むときもあれば、家族、恋人、友人のためであったり、仕事場で淹れるときもあるはずです。
せっかく自分の手で淹れるなら、飲み手にとって、より心地よい味を出してみたいものですよね。

では、心地よい味ってなんでしょうか?

一言で「日本茶」と言っても、東京にしがわでも自慢の「東京狭山茶」があるように、
日本各地で多種多様なお茶が作られています。
そしてそれぞれに、独特な味があります。

そんな世界を少し覗いてみて、
まずはあなたの好きなお茶の味を見つけ出してみませんか。
そして、そんな味を自分の手でも淹れることができるという感動を、体験してみませんか。

八王子のとある交差点の一角、マンションの入口にかわいらしい看板が立っています。
そこに書いてある名は「升階茶寮」。
読むが如く、おそるおそる2階まで升って、突き当りの扉を開けてみますと...
そこには、静かでゆったりとした空間と、迎えてくれるは正装で穏やかな店主殿。
そう、彼がこの授業の先生、山本哲也さんです。

先生からは、実際に2種類の茶葉をそれぞれ3煎目まで、計6種類の味の日本茶を淹れてもらいます。
そのお茶を試飲して比較することで、自分の好みの味を見つけていきましょう。
そして先生に教わりながら、自分の手で、それぞれのお茶を美味しく淹れてみましょう。
さらに、その後のティータイムでは、お茶の分類・種類、産地による茶葉・加工方法の違い、料理・お菓子とお茶の組み合わせ方、茶道具のこと、より美味しく淹れて飲むコツ、先生がお茶に魅せられた理由など、様々なお話を伺ってみましょう。

日々の暮らしの中で、決して主役にはなりにくいですが、しっかり脇を固めてくれている「お茶」。
体と心を温めながら、じっくり学んでみませんか?

※ご自宅に常備してある、または、愛用されている茶葉があれば、申し込みシートの「コメント」欄に記入していただけると幸いです。


■授業の流れ
13:40
受付開始
14:00
授業開始 自己紹介、先生紹介
14:15
先生に、お茶を淹れていただき、試飲
コツを学びながら、好みの味を見つけましょう
14:35
好きな茶葉を選び、実際に淹れてみる
好きな味を自分でも作り出してみましょう
15:00
一休み
15:10
ティータイム、先生からのお話
15:30
質疑応答
15:50
感想、集合写真、アンケート記入
16:00
授業終了

■定員・締切
6名 応募者多数の場合は抽選(4月10日締切予定)

■注意事項
※学生登録してからお申し込みください。
※最近HotmailやGmail等のフリーメールからお申込みいただいた方で参加のお知らせをお送りすると「迷惑メール」フォルダに自動的に入ってしまい、気づかずにご参加いただけなかった方が増えています。本授業をフリーのメールアドレスからお申し込みいただいた方はご注意ください。

先生プロフィール:
山本 哲也(日本茶インストラクター)

2004年 日本茶インストラクター資格取得
2009年 升階茶寮開店

お茶と猫とアンティークと植物が好きなオタク。
機械いじりも好きでいつもしょうもないものを作っている。
関連URLhttp://ameblo.jp/ssaryou/

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