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誰もが無料でうけられる授業。興味、関心のおもむくままに気軽に参加できるのがうれしい。 授業に参加することで、知らなかった人、知らなかったこと、知らなかった場所に出会える。そんな喜びがあるはずです。

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2014年1月12日 (日)
地元のお土産を持ち寄って地元愛を語り合おう!(武蔵野市)

日時
2014年1月12日(日)14:30~16:45
教室
松露庵(武蔵野市)
所在地
〒180-0021 東京都武蔵野市桜堤1丁目4番22号(市立古瀬公園内)マップ
JR武蔵境駅北口から徒歩15分
※当日は武蔵境駅nonowa口改札に集合してから会場に移動します
定員
10名
授業料
無料
先生
なし
授業コーディネーター
藤岡恭平

【授業レポート】

「あなたの地元はどんなところですか?」
「あなたは今、地元とどう関わっていますか?」

このような質問が投げかけられたら、どう答えますか?
これらは今回の授業で、学生さん、そして同時に先生でもある参加者どうしで、お互いに問いかけあった質問です。

2014年、にわ大の初授業。
行われたのは、武蔵境駅から徒歩15分、閑静な住宅街の中に佇む松露庵。
趣ある静かな和室で、テーブルを囲んで授業が始まります。

今回は、地方から東京に移り住んできた方々に、学生さんとして参加していただきました。
スタッフ含め11名。北から順に、北海道、秋田、石川、埼玉、山梨、岐阜、香川、福岡。
各人が、思い思いの地元のお土産を持ち寄ります。巨大な袋を抱えている学生さんもいらっしゃいます。

まずは今回の授業ならではの、お約束事3点を確認します。
結論を出さない、話は簡潔に、相手の話をよく聞く。
今回はなんと言っても、全員が先生なのですから。何気ない対話の中に思わぬ学びを期待して、集中力が高まります。

簡単な自己紹介をした後に、隣どうしで3つの質問をお互いにインタビューします。
「持ってきたお土産はどんなものか?なぜそれを選んだのか?」
「東京に来てわかった、地元の特徴は?」
「地元での思い出は?」
緊張した面持ちの学生さんも、ここで一気に会話を弾ませていきます。
異なる地方から来られた学生さんどうし、 新鮮な体験談もあれば、意外な共通点が見つかることも。
スタッフとして記録しながらも、 距離を縮ませて話が盛り上がっている学生さんがうらやましい?。

一通りの質問を投げかけた後に、お隣の方を会場全員に紹介(他己紹介)します。
そして同時に、お待ちかねのお土産がテーブルに置かれていきます。
置かれて、どんどん置かれて、、、テーブルいっぱいのお土産たち。
島国日本の国土は狭しと言えども、テーブルという島はあっという間に埋まってしまいましたよー!
他己紹介の時間ながら、学生さんは自分の持ってきたお土産を自慢したくてウズウズしています。
それぞれが、地元で体験してきたことは本当に千差万別。
楽しい思い出、少し苦い思い出、 お土産をほおばりながら、みんな真剣に耳を傾けています。

学生さん全員の他己紹介が終わると、 「それぞれの地元との関わり方」にテーマが移っていきます。
関わり方は多様で人それぞれ。正しい答えなんて、みんな違うんです。
それでも、各参加者、いや各先生の地元との関わり方に興味を持ちながら、話が弾みます。
特に、これからどう関わるか考えている学生さんにとって、幅広い体験談が聞けるいい機会となりました。

今回は授業後に懇親会も開催して、参加者と地元自慢の延長戦!
気がつくと、懇親会だけで5時間、延々と語り、飲み、食べ尽くし、大満足な一日となりました。

授業後の感想では、「地元との関わり方を見直したい」、「地元に帰る時間を大事にしたい」、「もっと長い時間、話したい!」 などなど、学生さんの真剣な思いを目一杯伝えていただきました。
私もスタッフとして参加して、「自分の地元を友人に案内できる」人になりたいと、強く思うようになりました。
自分なりのストーリーを込めて案内をすれば、地元の魅力と結び付けて共感してくれる人は必ずいるはずです。

この授業、続編開催要望も多く、「地元」というキーワードは、にわ大の2014年に一大ムーブメントを引き起こす、、、かもしれませんね!

さあ、今度は、これからのあなたへ向けてお尋ねします。
「あなたの地元はどんなところだと紹介していきたいですか?」
「あなたは今後、地元とどう関わっていきたいですか?」

(レポート:保坂三仁)

■テーマ
地元愛

■対象者
・地方(※)から東京に移り住んできた人
・地元が同じ人に会うとうれしくなってしまう人
・地元のニュースが気になってときどき新聞社のWebサイトなどをチェックしちゃう人
※今回は「地方」を東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県以外と定義します。

■授業について
国立社会保障・人口問題研究所の人口移動調査によると東京に住む約3割の人たちが地方出身者なんだそうです。地方出身者のみなさんは地元を離れても、「地元が好き!」「地元とつながりを持ち続けたい」「生まれ育った地域に恩返しがしたい」といった思いを何らかの形で持っているはず。

そんな地方出身者が集まって地元愛について語り合う授業を行います。年の初めに年末年始の帰省の際のお土産を持ち寄って、「これから地元とどんな関わりができるのか?」を考えてみませんか?

今回の授業は参加するみなさんが先生です。みなさんが問いについて考え、発言し、耳を傾け、深め合っていくなかで気づきが得られる場にしたいと思っています。

当日は参加者のみなさんが持ち寄った地元のお土産の紹介はもちろんのこと、次のような問いについて話し合う予定です。参加者のみなさんからも話し合いたいことについて募集しますので、申し込み時にその旨コメントをお願いします。
・東京に来て分かった地元の特徴、よいところって何?
・東京で地元の人たちと集まることはある?
・東京にいながら地元のために何かやっていることは?

■授業の流れ
14:30
JR武蔵境駅nonowa口改札前集合。会場に移動。
14:45
導入(今回の趣旨の確認、注意事項など)
15:05
地元愛について話し合い
16:05
休憩
16:15
ふりかえりとまとめ
16:35
集合写真、アンケート記入
16:45
解散(有志で懇親会を予定)

■持ち物
・地元のお土産
 参加人数分、食べられるものをお持ちください。
 調理不要なものをお願いします。
 ※アルコール類の持込は避けてください。

■定員・締切
10名(抽選 1月4日(土)締切)
※抽選結果は1月5日(日)中にメールにてご連絡いたします。

■注意事項
※学生登録してからお申し込みください。
※最近HotmailやGmail等のフリーメールからお申込みいただいた方で参加のお知らせをお送りすると「迷惑メール」フォルダに自動的に入ってしまい、気づかずにご参加いただけなかった方が増えています。本授業をフリーのメールアドレスからお申し込みいただいた方はご注意ください。

■その他
申し込み時にコメント欄にご自身の出身地を必ず記入願います。

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