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誰もが無料でうけられる授業。興味、関心のおもむくままに気軽に参加できるのがうれしい。 授業に参加することで、知らなかった人、知らなかったこと、知らなかった場所に出会える。そんな喜びがあるはずです。

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2013年3月30日 (土)
オトナとコドモのかくれんぼ(あきる野市)

日時
2013年03月30日(土)08:40〜12:00
教室
五日市協同村ひだまりファーム
所在地
あきる野市戸倉863 アクセスMAP
定員
10名
授業料
無料
先生
中川 洋一
協賛
福島っこ元気村キャンプ運営委員会
協力
生活クラブ生活協同組合・東京
授業コーディネーター
山下 真央

【授業レポート】
※授業の様子はFBアルバムにてご覧いただけます。

「福島っ子元気村キャンプ」は福島の子供達を対象にした保養キャンプ。昨年の春、夏に続き今回で3回目の開催。今回、拠点となった「五日市協同村ひだまりファーム」は宿泊設備のある農業体験施設。西多摩の豊かな自然に囲まれ川遊びやキャンプもできる。子供達の宿舎となった古民家は築100年以上。 キャンプ3日目のこの日は朝からあいにくの雨。予定していた野外でのかくれんぼ大会は中止、屋内でのプログラムに変更。宿舎となっている古民家の引き戸を全部外した3間続きの和室が会場となった。

挨拶、スタッフや生徒さんの自己紹介で授業開始。生徒さんは子供たちの中に入って一緒に遊びます。最初はじゃんけん遊び。「あと出しじゃんけん」や体を使った「シュウマイじゃんけん」でウォーミングアップ。 体を動かしたくてうずうずしている男の子達から、かくれんぼコールが沸き起こる中、「室内でも体を動かして遊べるゲームを用意しました!」と、中川先生が取り出したのは、たまご? ゴム製のたまごを使ってのスプーンリレーです。 大人(生徒さん)も含めて4チームに分かれて競争です。紙コップ並べてスラロームコースでのリレーもやりました。 15分ほど休憩を挟んで、第2部はマジックの先生が登場。ショーの始まりです。 マジックの先生、乙幡さんは白髪頭の小柄なおじいちゃん。大人も子供もみんな静かに座って手元をじっと見つめています。 大きなカードに描かれたバラの絵に色がつくマジックや、輪になった3本のロープが大きな輪になるマジック。タネが分かっても言っちゃダメですよ。拍手拍手! お手伝いが必要なマジックは盛り上がります。手伝いたい子供が続出。2人だけですよ。長いロープの両端を子供たちが持ちます。ロープにハッピを着せ、リングをいくつも通してシルクも結びつけます。先生が魔法をかけると・・・ ロープに通したハッピやリングが抜けました! 不思議ですねえ。 さらに、大きな輪になったロープを使ったマジック。ロープにリングを通し、両端をお手伝いの子供2人の手首にかけます。手首からロープを外さずに、輪が抜けました! え? どうして抜けるの?? これは、タネも仕掛けもありませんよね? 子供より大人がビックリしたのでは? お手伝いした子どもたちには小さいリングとロープのセットがプレゼントされました。なんの仕掛けも無いロープの輪と金属のリング。どうしてリングが抜けるのか、とても不思議。 破れた紙が一枚に繋がるマジック。これは、タネが仕込んであるようです。子供2人がタネをもらっていました。仕掛けは分かっても、人前で披露するのは難しいですね。

マジックのあと、乙幡さんがハーモニカで2曲演奏してくれました「ふるさと」は、口ずさんでいる子もいました。2曲目は「みかんの花咲く丘」みんな静かに聴きました。

ハーモニカ演奏の後、乙幡先生がロープとリングのミニセットをいくつも取り出して子供たちに配り、輪抜けマジックのやり方を教えてくれました。数人ずつ集まり大人も混じって練習。出来た子が出来ない子に教えたり、上手くいかずに何度もマジックの先生のに訊きにいくグループも。すぐに覚えて教える側にまわる生徒さんもいる中、私は最後まで分からず。えーっ、なんで抜けるのー!! やり方を習得した5、6組がみんなの前で発表! 成功して拍手喝采浴びていました。子供たちの得意げな笑顔がまぶしいです。

第3部は、中川先生の新聞紙を使ったゲーム。 5人ずつのグループになり、新聞紙1枚の上に全員で乗ります。足がはみ出したらアウト。先生とのじゃんけんで、負けたら新聞を半分に折る。最後まで残ったチームが勝ちというルール。 私もオトナ組で参加。じゃんけんで負けて新聞を半分に。半分といっても縦長に折るのは大人の知恵。それでもスペースが足りず、私はチームメンバーに背負われることに。おんぶされるなんて何年振りかしら? じゃんけんで2回負けたところでオトナ組敗退。これは体の小さい(足の小さい)子供のほうが有利でしょう。 女の子組は、腕を絡めあって片足立ちで頑張っていました。子供組に混じった大人も頑張っています。子供を抱きかかえて筋力勝負で耐えている人も。じゃんけんが後出し気味で怪しい組や、明らかにはみ出してる組もあって大騒ぎでした。

最後は、新聞紙を長く長くちぎるゲーム、切らずにいかに長くするか。制限時間は5分。これはオトナ組が本気出しますよ。大雑把に左右から切り込みを入れて長さをかせぎ、時間のある限りさらに細くしていく作戦。隣の男の子組はすぐにあきらめたのか、細かくちぎって紙吹雪を作り始めました。オトナ組は最後くらい本気で勝ちに行かなくちゃ、と真剣勝負。 はい、時間です! さてさて、みんなどれくらい長くできたかな? 床に広げて計測タイム。オトナ組は最後でいいですよ。子供たちはせいぜい2、3m? ではでは、オトナ組計測! 部屋の端まで行って折り返し、10mは越えたかな? 断トツで優勝でしょ??  中川先生の判断で、オトナ組は参考記録扱い。なーんだ。子供たちからは「オトナのくせに大人気ない!」とブーイング。手を抜いたら失礼でしょ? オトナの力を見せつけとかないとね。子供たちのブーイングに言い返しながら満足げな大人たち。一番本気で遊んじゃったのはオトナ組だったかも。楽しかったねー! 最後に全員で記念写真を撮って授業終了。 授業後、にわ大の生徒さんや先生も子供たちと一緒にお昼ごはんを食べました。希望者は午後のキャンプのプログラム(バウムクーヘン作り)にも参加していました。 あいにくの雨でしたが、楽しい一日でした。

                               レポート担当:K子

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■テーマ
童心に返って子どもの頃の遊びを楽しむ。
被災した福島の子どもたちと交流を持つことで、震災について改めて考えてみる。

■対象者
子どもが好きな人。

■授業について
自然豊かな施設内を自由に走りまわり、25名ほどの小学生とかくれんぼをして遊びませんか?

時間内に設けられたいくつかのミッションに取り組みながら参加者と交流を深め、またミッションの成功による獲得ポイントの多さを競う「かくれんぼ」をします。
昔懐かしい遊びをアレンジしたゲームを楽しみながら、日頃の運動不足も解消できるかも!?

この授業は、会場で開催中の「福島っこ元気村キャンプ」のプログラムの一環として開催するものです。当日は、当団体の参加者の他に集まったボランティアも一緒に参加します。
また、雨天の場合は内容を変更することがございますので、ご了承ください。
授業終了後、お時間がある方はそのままキャンプの企画をお楽しみください。

キャンプの開催にあたり、寄付やボランティアスタッフ、物資提供のご協力も募集しています。
詳細についてはこちらをご覧ください。
【参考】福島っこ元気村キャンプHP ■授業の流れ

8:45
JR五日市線 武蔵五日市駅 集合
9:00
ルール説明
9:10
前半戦
10:10
ハーフタイム
10:30
後半戦
11:30
結果発表・感想
12:00
終了

■持ち物
・動きやすい(汚れてもいい)服装と靴
・タオル
・飲み物
・日差し、防寒対策をお忘れなく!

■定員・締切
10名
募集締切:3月25日(月)

■注意事項
※学生登録してからお申し込みください。
※最近HotmailやGmail等のフリーメールからお申込みいただいた方で参加のお知らせをお送りすると「迷惑メール」フォルダに自動的に入ってしまい、気づかずにご参加いただけなかった方が増えています。本授業をフリーのメールアドレスからお申し込みいただいた方はご注意ください。

先生プロフィール:

中川 洋一(なかがわ・よういち)

千葉県生まれ東京都大田区育ち。日の出町在住。保育士、幼稚園教諭 これまで幼稚園、保育園、幼児・小学生体育指導、障がい者施設等の仕事を経て現在は日本労働者協同組合連合会センター事業団 NPOワーカーズコープの児童館館長に従事している。
また仕事の傍ら、要請があればレクリエーションインストラクターとして地域の子ども会やPTA行事など子どものイベントにボランティアで集団遊びを教えている。

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