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誰もが無料でうけられる授業。興味、関心のおもむくままに気軽に参加できるのがうれしい。 授業に参加することで、知らなかった人、知らなかったこと、知らなかった場所に出会える。そんな喜びがあるはずです。

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2012年12月 8日 (土)
パブリックとプライベートの中間「サードプレイス」のつくりかた(杉並区)

日時
2012年12月08日(土)15:00〜17:00
教室
西荻サードプレイス
所在地
東京都杉並区西荻北3丁目25−1 2F
定員
10名
授業料
無料
先生
西荻サードプレイスをつくる会
授業コーディネーター
北池智一郎

【授業レポート】
※授業の様子はFBアルバムにてご覧いただけます。

■全体像
<前半(15:00-16:10)>講義
1.北池さんから概略説明
2.自己紹介
3.秋山さん講義
4.大島さんケーススタディ

<後半(16:10-17:20)>ワークショップ
5.自身が作りたいのはどんなサードプレイス?
6.サードプレイスをつくるためには?

■詳細
1.北池さんから概略説明
・何故サードプレイスなのか?
→八王子おける物件数の推移の提示。高度成長期一気に家が増える。⇒核家族化。
  1980年代に建てられた家 ≒ 子供を育てる役目を終えた家 ⇒空家になる
→現在上記の様な家が増え、歯抜けの街になっている。

・単身世帯の推移
→2012年現在、単身世帯の割合は全体の30%。
→独身の単身世帯のみでなく、独居老人も増えている。

・上記2点の解決策の一つとしてサードプレイスがあるのでは?

2.自己紹介
受講されてる学生の方の自己紹介。
・みなさん、故郷なり今住んでる街なり場所は問わずともサードプレイスを作ってみたい模様。
・サードプレイスに興味を持ったきっかけは多種多用。場、不動産、空家、団地など「場所」に興味のある方が多い印象。
・家具屋さんだったり、建築家の学生だったり、バックボーンも多種多様。ワークショップが面白くなりそうな予感満載。
・なんと学長が初学生として受講!!

3.秋山さん講義
・サードプレイスとは?
→第三の居場所
    第一の居場所:家庭
    第二の居場所:職場、学校など
→定義
    1)中立的な空間
    2)平等的な立場
    3)主な活動内容は会話 ⇒ 居酒屋、銭湯、公園、バーetc
    4)近づきやすさと利便性
    5)常連の存在(リンクでのつながり) ⇒新しい風を入れる人
    6)気取らない場
    7)遊び心がある空気、ワクワク感
    8)もう一つ我が家

・参考になる活動
→KaBoom!(アメリカのNPO) ⇒ソフト面で参考
  全米のこどもたちに徒歩圏内の遊び場を提供する活動。
  ノウハウを提供するのみ。それでも回る。
→フューチャーセンター ⇒ソフト面/ハード面ともに参考
  オランダなどヨーロッパで盛ん。
  官*産*民で共に社会的問題について話し合う。
  アイディアの創出、人と人とのつながり。
  歴史的な建物のリノベーションが多い。
→The Shareのパブリックスペース
  導入動機にマッチした空間構成
  大きな空間に最低限の間仕切りで、ロビー、キッチン、カウンター、ダイニング、シアタールーム、ラウンジを配置。人が集まる場所に。

4.大島さんの妄想ばなし
・テーマ
→故郷、秩父の過疎化を止めたい

・過疎化を止めるためには?
→産業と観光が肝
→産業:誘致はしたが、高速が通っておらず流通面が不利のためうまくいかない。
→観光:良さ(資産)を活かすしくみつくりが必要。

・秩父の良さ(資産)とは?
→自然、田舎
 ↓
「場」を中心に、地元の若者と地元の人、行政が相互に関係するしくみ。


<<後半:ワークショップ>>
※いなかでサードプレイスを作りたい人のグループ(5人:1グループ)と、
都会?郊外でサードプレイスを作りたい人のグループ(4人:2グループ、5人:1グループ)に別れてのワークショップ。


5.自身が作りたいのはどんなサードプレイス?
お題:1)あなたが作りたいサードプレイスではどんな人がどんな事をしますか?
   2)そのサードプレイスがある事で、だれにどんな影響がありますか?

・各Grとも、一旦おのおので黄色の付箋で1)を、青色の付箋で2)を書き出し、その後ディスカッション開始。
・途中、黄色の付箋の多さを見た北池さんから、「2)のお題を考えるのは重要」との指摘を受け、青色の付箋に手を伸ばす方が増えた。
・個人が書いた黄色と青色の付箋を元に発表しつつ各自の意見のグルーピングを模造紙上にしていく。並行して、全体発表用のまとめも模造紙上に書いていく。
・最初から熱い意見交換を行うグループもあれば、場があたたまるまでに少し時間がかかるグループもある。が、最終的にはどのグループも活発なディスカッションになっていた。
・熱くなりすぎて、模造紙の記載が間に合ってないグループがほとんど。付箋の数多さから、相当盛り上がった事が伺える。みなさん真剣。


6.サードプレイスをつくるためには?

・同じグループで5.で出たサードプレイスを元に、実現するための方策をディスカッションする。既に場は暖まっているので、最初から活発な動き。
・家や森の絵がある気合の入ったものや、各自思うトコロを直に模造紙に書き込むなど、各グループで個性のある模造紙使いが興味深い。
・広大な土地を利用した壮大なものから、助成金を取ることも視野に入れた実現を目指すものなど、内容も各グループでさまざま。グループごとに結果が違って面白い!

・各グループの発表概要は以下の通り。
a.いなかグループ
 →古民家を利用した、DASH村的なサードプレイス。
 →敷地内で自転車に乗れたり、畑で作業したり、カフェでまったりしたり。

b.都心?郊外グループ その1
 →八王子など、番地内に空き家が複数軒ある地域を想定。
 →きっかけ(交流)⇒仕事/やりがい造り⇒よい空気(治安向上など)の、流れを造る。
 →徒歩圏内に複数ある空き家を利用した、サードプレイスつくり。

c.都心?郊外グループ その2
 →場所は多摩地域を想定。目的は障害者コスト削減。
 →リソース(土地etc)を持っている方と仲良くなるアプローチを検討。
 →中央線沿線など利便性の高い場所にハブを置く。そこから拡散する。

d.都心?郊外グループ その3
 →西荻サードプレイスの今後を想定。
 →人が集まるための策を検討。コーディネーター常駐、プライベート図書館、年配の方がものを教えられる場、など。

■おまけ:その後...
出席のみなさんで懇親会@サードプレイス。
懇親会の間に、ワークショップで作成した模造紙にピンクの付箋で感想を書き込むことに。
玄米おにぎりやパスタ、オードブルなど美味しいもの多数。
自分はにわ大忘年会@やぼろじに出席のため、参加できず...残念(;;)
とっても楽しくて有意義な会であったそうです。
どんな感想があがったのか、読みたかった。


■テーマ
活用されていない物件を、町のコミュニティ拠点「サードプレイス」に生まれ変わらせるプロジェクトの作戦会議

■対象者
空き家、空き物件の活用に興味がある人
コミュニティスペースの立ち上げ、運営に興味がある人
まちづくりに興味のある人
一人暮らしがちょっぴりさみしい人
西荻窪に住んでいる人、西荻窪が好きな人

■授業について
人口が減っていくこれからの時代、活用されなくなった家やお店は町中に増え続けます。そんな空き物件が地域のコミュニティ拠点として生まれ変わることができたら・・・。

東京23区では2人に1人が単身世帯となり、晩婚化が進む中、今後さらに単身世帯は増え続けると予想されています。一人暮らしは気楽で楽しいものですが、たまには仕事や家庭の問題を忘れておしゃべりしたり、形式張らずにくつろげる空間があれば、と思う方も多いはず。
サードプレイスは、家でも会社(または学校)でもない第三の居場所。そんな居場所をあなたの町につくるための作戦会議を行います。

教室となるのは最近人気エリアの西荻窪。北口の伏見通り商店街に面した元レンタルビデオ屋さんが新しく生まれ変わった「西荻サードプレイス」でおこないます。

パブリックでもプライベートでもない、シェアするまちのお茶の間「サードプレイス」について共に考え、空き物件を活用して実際にサードプレイスをつくるならどうするか?
これからの「まち」や「くらし」を考える作戦会議への参加をお待ちしています。

授業終了後に西荻サードプレイスで懇親会を行います。実際にシェアするお茶の間を体感いただける絶好の機会ですので、ぜひご都合いただければと思います。

■授業の流れ
14:45
受付開始
15:00
はじめに・自己紹介
15:10
勉強会 町のこれからを予測する、西荻サードプレイスができるまで
15:30
作戦会議「サードプレイスのつくりかた」
16:30
発表会
16:50
振り返り 記念撮影
17:00
終了

■定員・締切
10名(先着順)

■注意事項
※学生登録してからお申し込みください。
※最近HotmailやGmail等のフリーメールからお申込みいただいた方で参加のお知らせをお送りすると「迷惑メール」フォルダに自動的に入ってしまい、気づかずにご参加いただけなかった方が増えています。本授業をフリーのメールアドレスからお申し込みいただいた方はご注意ください。

先生プロフィール:
西荻サードプレイスをつくる会(西荻に第三の居場所をつくろうと立ち上がった有志)

秋山佑太(とんち工務店・HAM STUDIO)
福田倫和(鍼灸マッサージ師「西荻ゆうゆう堂」)
中山雄一郎(子供向けアート教室「エンガアート」)
大嶋義樹(04studio・建築設計)
奥秋圭(西荻丼元編集長・エニカイタスタジオ)
室伏博也(西荻を愛するサラリーマン)
北池智一郎(タウンキッチン)

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