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誰もが無料でうけられる授業。興味、関心のおもむくままに気軽に参加できるのがうれしい。 授業に参加することで、知らなかった人、知らなかったこと、知らなかった場所に出会える。そんな喜びがあるはずです。

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2011年9月10日 (土)
日本酒さか屋・三ツ木屋開店! 〜福生とお酒のつながり〜 (福生市)

日 時:2011年9月10日(土) 15:00‐17:00
教 室:三ツ木屋酒店
所在地:福生市志茂79
    JR青梅線 牛浜駅より徒歩約10分 MAP
定 員:10名(応募者多数の場合は、抽選)
授業料:無料(別途、利き酒代として800円)
先 生:加園 高之(かその・たかゆき) 三ツ木屋酒店・代表
授業コーディネーター:山下 真央

【授業レポート】


福生市にある三ツ木酒店で、東京にしがわ大学初のお酒に関する授業を行いました。
10名ほどの酒好きの生徒さんが集まりましたが、授業であるため、ただ飲んで終わりません。しっかりと日本酒の勉強をしました。

昔、お米が年貢として納められていましたが、そのお米を原料としている日本酒も酒税として納められていること。
そして、その税金が納められる先である税務署には品質を管理する鑑定士がいること。
その理由は、日本酒が売れなくなることにより税金が入らなくなってしまうためであること。
先生の話を聞き、税務署に鑑定士がいることに驚きましたが、結び付けて考えてみることにより、納得することができました。

授業後、国税庁のホームページを確認してみたところ、日本酒に限ったことではないですが、お酒に関する情報がアップされていました。たまにチェックしてみるのも良いかもしれません。

他にも、お酒と付きあう豆知識を先生から教えていただきました。

お酒と一緒に同量の水を飲むことで、身体への負担が減り、次の日に残らなくなります。そして、一緒に水を飲むことで舌の味覚が鈍らないといった効果もあります。
ヨーロッパでは、肝臓のアルコール分解機能を強化する効果がある成分を持った蜂蜜を舐めて、二日酔い対策をしている場所もあるようです。

また、「お酒は百薬の長」という言葉があることからもわかるように、日本酒に含まれる物質には、老化防止、健忘症や痴呆症の予防、癌発生の抑制などといった健康効果があります。ただ、飲みすぎると肝臓に負担をかけてしまうと、逆に癌発生を促進してしまうため、注意する必要があります。

日本酒の話を聞いた後、実際に日本酒のテイスティングに挑戦しました。
テイスティングのやり方は、以下の手順です。
? 色合いを見る
? 香りを嗅ぐ。
? 舌で感じる。(少量を舌の上に乗せ、少し口を開き、息を吸う)

ただ、いきなり日本酒で行なうと、?の動作でむせてしまうと言うことから、まずは、福生市のお酒である多満自慢と嘉泉の仕込み水、羽村の水、水道水の4種の水で練習してからゲーム形式で行いました。

ゲームの内容は、番号のみ書かれた日本酒は3種を飲んだ後、銘柄が書かれた日本酒3種を飲み、どの番号がどのお酒かを当てるといったものでした。

皆さん、真剣な表情でテイスティングをしていたのですが、3種でも難しく、正解した生徒さんは2名でした。 次に飲むお酒の味がわからなくなるため、テイスティングする際は、お酒を飲まずに、吐き出してくださいと先生から教えていただいたのにもかかわらず、飲んでいた方が多かったことからかもしれません。


授業の最後に、「地酒屋さんなどに行く際は、酒の管理ができているとこに行ってほしい」と先生が言っていました。保存する際は温度に注意する必要があり、暖房をガンガンに効かせることによって、質が落ちてしまいます。そう言ったことからも、お店の空調状態を気にしてみたほうが良いようです。今後は、美味しい日本酒の飲むために、お店にも注目したいと思います。

■テーマ
日本酒を味わうことで、お酒と地域のつながり、魅力を再発見する。

■対象者
・お酒(特に日本酒)が好きな人
・酒屋が気になる人

■授業について
日本酒は、「飲みづらい」とか「翌日に残ってしまう」
そんなイメージを持っていませんか?
きちんとした"お付き合い"ができれば、
日本酒は、その地域の生活や文化に根付く、とても奥が深くて魅力あるお酒です。

秋から冬にかけて、にしがわの各酒造で蔵開きが行われる前に、
少しだけ、日本酒に詳しくなりませんか?!

今回、まちなかの商店街にある小さな酒屋で、
特別にその日限定の立ち飲みバー(予定)を開店します。

口利酒師の免許を持つ代表から、それぞれの日本酒の違いや、
お酒との上手な付き合い方などのお話を伺います。
そして、福生市内にある蔵元のお酒と、地方のお酒をみんなで味わいます。

日本酒と地域の魅力を再発見してみましょう。

■授業の流れ(予定)
15:00 はじめに
15:10 自己紹介
15:15 お酒のはなし
15:30 日本酒を深く味わう
16:10 交流会
16:50 記念撮影
17:00 解散

■定員・締切
10名(応募者多数の場合は、抽選。9月3日申込締切予定)

■注意事項
重複応募は無効となりますのでご注意ください。
授業の参加エントリーには、事前の(同時でも可能)学生登録が必須となります。
なお、未成年の方および妊娠中の方、お酒にアレルギーのある方は、ご遠慮ください。
また、お車でお越しになることもご遠慮ください。

先生プロフィール:
加園 高之(かその・たかゆき) 三ツ木屋酒店・代表

口利酒師、ビアー&スピリッツアドバイザーとして、 商店街や地域で酒会やイベントを開催し、お酒の魅力や楽しみ方を普及中。

三ツ木屋酒店ホームページ http://www.mitsugiya.com/

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