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誰もが無料でうけられる授業。興味、関心のおもむくままに気軽に参加できるのがうれしい。 授業に参加することで、知らなかった人、知らなかったこと、知らなかった場所に出会える。そんな喜びがあるはずです。

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2011年9月10日 (土)
里山トレジャーハント 〜トトロの森の贈り物〜 (東大和市)

日  時:2011年9月10日(土) 9:30‐12:00
     ※授業の後に「懇親会&アーティスト・トークツアー企画」
     (自由参加)もあります。
教  室:東大和市立 狭山緑地
集合場所:多摩都市モノレール 上北台駅【ロータリー側出口】
定  員:20名【抽選】※友人同士、家族での参加も大歓迎
授 業 料:無料(※懇親会に参加の方は、別途ランチ代として1,000円)
先  生:坂本 卓也 東大和市郷土博物館職員
授業コーディネーター:じゅんパパ やぎ 鈴木 ひとみ
地域コーディネーター:岸 加奈子(創造エンジン)

9月 里山トレジャーハント 〜トトロの森の贈り物〜


                        2011/9/10(土) 東大和市立 狭山緑地
                        レポート担当 : 藤岡恭平

今回は夏が戻ってきた陽気の中、若いカップル、親子連れ、そしてベテラン?の方まで幅広い年代の人たちが集まりました。

まずはアイスブレイクを兼ねて、グループに分かれて集合場所上北台駅から東大和市立郷土博物館までの1キロ強を思い思いのルートで歩きつつ参加者同士でお話。
にしがわ大学ののぼりをもって歩いていると、通りがかりのおじさんになぜか「がんばってね!」と声をかけられました。何かのボランティア活動と間違えたのかもしれません...。

郷土博物館に着き、ビンゴカードを受け取って数字を記入します。最後のグループが到着したところで今回の「先生」である坂本さんが登場。坂本さんはこの博物館の学芸員で、スタッフの岸さんが小学生のとき総合学習でお世話になったことが縁で、今回「先生」を引き受けていただきました。参加しているみなさんの簡単な紹介が終わったあとに、さっそく外に出て本編が始まりました。

今回はただ説明を受けるのではなく、ビンゴ形式のクイズに取り組むというスタイル。
キレイなアゲハチョウの幼虫を食べてしまうハチにはどんな役割があるのか?など生態系の神秘に迫るクイズやその解説に、大人たちも真剣に聞き入ったりしていたのが印象的でした。そして最後には半分以上の人たちがビンゴに。

狭山緑地をぐるっとめぐって郷土博物館に戻り、ビンゴになった人たちに坂本さんから手作りのプレゼントが配られて授業は終了。

次は近くの「貯水池 鳥山」に移動してお昼ごはん。
参加者同士お話しするなか、普段は絶対会わないような、さまざまな仕事の人たちが集まっていることにビックリされた方がいらっしゃったのが印象的でした。

みんなが食べ終わったあたりで参加者一人一人から今日の感想を簡単にお話して
もらいました。オフィスワークの人が多かったからなのか、普段自然に接する非日常体験を存分味わえたというお話が目立っていたような気がします。

一通りお話が終わったところでアンケートを記入していただき本編は終了となりました。


参加者の多くはその後も、「教室」となった狭山緑地を会場に開催している国際野外アート展Art-Plantのアーティストトークツアーに参加。

今回の企画を通して、通勤途中の草むらの生態系なんかに想像をふくらませたり自然のことを勉強しようと思った人が増えたのかもと思った1日でした。

■テーマ
里山の楽しみ方を体感する。

■授業について
あなたは子どもの頃、
マックロクロスケやトトロを見ることができましたか?

映画「となりのトトロ」の舞台モデルと言われる狭山丘陵。
その狭山丘陵の東京側の一角に狭山緑地があります。

森の生きものたちに無関心となって森を壊すことなく、
森の生きものたちに関心を抱き仲良く共生する場所、
それが狭山緑地です。

初秋を迎えるトトロの森で
人と自然との仲良く楽しいヒトトキを、
郷土博物館職員の坂本卓也さんが創ってくれます。

坂本さんは小学校の総合学習などで、
森に落ちている草をつかっての草笛や、
どんぐり帽子を使ったどんぐり笛など、
里山の魅力を子どもたちに伝える
東大和のヒーローなのです!

そんな子どもたちが体験している楽しい授業を、
子ども心に戻って楽しんじゃいましょう!
そしたら大人のあなたでも、
マックロクロスケやトトロを見れるかもしれませんよ!

今回の授業は、にわ大の地域コーディネーターであるNPO法人創造エンジンが開催している、
Art Plant2011 国際野外アート展 in 狭山丘陵)」の一環として協力開催致します。
このイベントは、貴重な里山・狭山丘陵を舞台に、若いアーティストたちが表現の芽を樹々の合間に植えていく。そんな展覧会となっています。既に今月の13日から協働制作が始まり、来月の11日まで開催されます。是非この機会に、狭山丘陵に足を運んでみてください。

■授業の流れ(予定)
09:00 受付開始(上北台駅)
09:30 ワークショップ開始:先生&参加者自己紹介
09:50 サウンドマップ(上北台駅)
09:55 狭山緑地まで散歩
10:25 狭山緑地でフールドワーク開始
11:30 フィールドワーク終了&感想
11:50 記念撮影
12:00 終了

「懇親会&アーティスト・トークツアー」企画(自由参加)
※アーティスト・トークツアー⇒ 狭山丘陵で開催中の野外アート展「ArtPlant2011」に出品/参加アーティストたちがご案内します。
12:00 「貯水池 鳥山」でランチを食べながら懇親会
13:45 懇親会 終了
14:00 アーティスト・トークツアー
15:00 解散

■注意事項
※重複応募は無効となりますのでご注意ください。
※授業の参加は学生登録が必須となります。
※「懇親会&アーティスト・トークツアー企画」に参加される方は、
 参加申込フォームのコメント欄に、「懇親会 参加希望」と書き込んでください。
※懇親会のランチ代(1,000円)は自己負担となります。

■持ち物・服装
※動きやすい服装(運動靴、長袖、タオル、帽子)、虫よけ、日焼け止め、飲み物

■定員・締切
20名(応募者多数の場合は、抽選。9月2日(金)申込締切予定)

先生プロフィール:
坂本 卓也 東大和市郷土博物館職員

市民向け自然観察会や、地元の小学生に自然の楽しさを伝える総合学習などを行う。これまでに、草花を使った染め物や、竹を使ったいかだ作りなど、フィールドワークをとおした自然の学びを教える。子どもたちが楽しめる学習を日々考案中。鳥・昆虫・魚・植物などなど、自然に関する知識は多岐にわたる。春・夏・秋・冬、様々な顔を見せる狭山丘陵を知りつくし、その季節の魅力を伝えるエキスパート。

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