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誰もが無料でうけられる授業。興味、関心のおもむくままに気軽に参加できるのがうれしい。 授業に参加することで、知らなかった人、知らなかったこと、知らなかった場所に出会える。そんな喜びがあるはずです。

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2011年9月10日 (土)
アナログなデジタル紙芝居 〜新しい自己表現メディア"デジタルストーリーテーリング(DST)"をつくる〜 (立川市)

日 時:2011年9月10日(土) 9:30‐17:30
教 室:NPO法人「育て上げ」ネット
所在地:立川市高松町2-9-22 生活館ビル1階PCルーム
    JR立川駅北口から徒歩約12分 MAP
定 員:7名(予定/応募者多数の場合は、抽選)
授業料:無料
先 生:岡橋 毅(おかはし・たけし)
授業コーディネーター:井村良英 タチカワコミュニティービジネスプロジェクト事務局長

【授業レポート】


立川で「デジタルストーリーテリング」の授業が開催されました。

「デジタルストーリーテリング」とは、
ざっくり言ってしまうと、自分で作るデジタル紙芝居のようなものです。
写真とナレーションを組み合わせてショートムービーを作ります。

参加者の生徒さんは、20代から60代までと、幅広い年齢層の方が集まりました。
事前に宿題として20枚ほど写真を持って頂きました。



授業は朝から夕方までの長丁場です!
早速その流れをご紹介します。

まずは先生のお話です。
デジタルストーリーテリングの魅力、そしてどうやって作るのかをご説明して頂きました。

次は、グループごとに分かれてのディスカッションです。
ここでは自分が作ろうとしている作品についてお互いで話し合い、作品の内容を深め合うことができました。

ナレーション原稿の作成です。
A4の紙一枚に収まるようにまとめます。
こだわりのある生徒さんは、お昼休みも、おにぎりをかじりながら手を動かしていました。

ドキドキのナレーションの録音です。
一人ずつ個室にこもって自分の声で原稿を読み上げます。
皆さん、セリフを噛まないように必死だったと思います。

パソコンでの編集です。
ウィンドウズの「ムービーメーカー」というソフトを使います。
自分のナレーションに合わせて、持ってきた写真をパソコン上で並べていきます。
仕上げに音楽を入れます。
音楽を入れると急に雰囲気がでて感激しました。音楽の力ってすごい!

フィナーレの上映会です。
生徒さん全員の作品をプロジェクターの大画面で鑑賞します。
作品を見た後だと、お互いの距離がぐっと縮まったような気がしました。

最後に、写真撮影と感想を発表して授業は終了です。



この授業を通して、作品のバリエーションの多さに驚かされました。
それぞれの人が、実は素敵なストーリーを隠し持っていて、それが上手く外に出て行くことで、魅力的な作品が生まれたのだと感じます。
デジタルストーリーテリングは、そんな自分の気持ちを表現したり人に伝えるための、よい手段だと思いました。


授業の後、一部の生徒さんと「今日集まった人とのご縁を大切にしたい。」「もっとデジタルストリーテリングのことを人に伝えたい」という話になりました。

そのために作品をwebに上げようと計画中です。
このレポートに追加する形で作品へのリンクを載せようと思います。
近いうちに更新しますので、また覗いてみてください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

★本授業は「宿題」があります!

■テーマ
「自分や他人との対話から、自己の内部を表現する手法を学ぶ」
〜デジタルストーリーテリング(DST)を通じて〜

■対象者
表現することの好きな人。新しい自分を見つけてみたい人
パソコンに触ったことのある方。

■授業について
誰でも映像制作できてしまう!
新しい情報発信・コミュニケーションツールであるデジタルストーリーテリング(DST)を学び、新たな自己発見・他者とのコミュニケーションなどを体感していただきます。
面白いと思っていただけた方にはDSTの伝道師(講師)となっていただく道も用意さ れております。
皆さんと出会いを楽しみにしております。

協力: タチカワコミュニティービジネスプロジェクト

■授業の流れ(予定)
09:30 はじめに
09:05 先生紹介
09:45 制作ソフト紹介
10:00 グループに分かれ対話タイム
11:00 個別制作原稿づくり
12:00 適宜、昼食休憩
13:00 個別制作づくり
16:45 ミニ上映会
17:15 参加者よりひとこと感想
17:30 終了&アンケート&写真撮影

※希望者は授業後youtubeへ作品発表できます!

■定員・締切
7名(応募者多数の場合は、抽選。9月3日(土)申込締切予定)

■宿題
・写真
★テーマ 【私の大切な○○】 で撮影したデジタルカメラデータ(20枚程度)
※こちらの写真でオリジナルの映像をつくります。

■持ち物
・イヤホン ・ICレコーダー(あればでOK)
・昼食

■注意事項
重複応募は無効となりますのでご注意ください。
また、授業の参加エントリーには、事前の(同時でも可能)学生登録が必須となります。

授業コーディネータプロフィール:
井村良英 タチカワコミュニティービジネスプロジェクト事務局長

立川でコミュニティビジネスの立ち上げを考えている方などを応援しています。 人とのつながりが命です。心は松岡修造、見かけはお笑い芸人堤下敦(笑)

先生プロフィール:
岡橋 毅(おかはし・たけし)

1978年東京生まれ。国際基督教大学卒。社会学を学んだ後、札幌の大学において地域に根ざしたメディア教育プロジェクトに従事。 現在、(株)地域協働推進機構。ワークショップ、音声、映像、インターネットなど、さまざまなメディアでの情報発信をサポート。 より多くの人たちが映像づくりの楽しさに触れられる方法を探しているうちにデジタルストーリーテリング(DST)に出会う。 埼玉県鶴ヶ島市を中心にDSTワークショップを多数開催。

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